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J1首位攻防戦 浦和vs鹿島で新遺恨勃発「まるで子供のケンカ」

東スポWeb 5/5(金) 16:33配信

 J1浦和は4日のリーグ戦で鹿島に0―1で敗れ、前節のさいたまダービーに続く連敗で首位から陥落した。昨年の年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝で負けた因縁の相手にまたもや苦杯を喫した中、新たな遺恨が勃発。DF森脇良太(31)が試合中にMFレオシルバ(31)に吐いた“暴言”をめぐり、鹿島MF小笠原満男(38)が激怒した。首位攻防戦で起こった騒動の?末とは――。

 事件は鹿島が1点リードの後半33分に起こった。浦和陣内のコーナー付近でボールをキープしていた鹿島MF土居聖真(24)がファウルを取られた後、FW興梠慎三(30)が土居を突き飛ばしたことで、両チームの複数の選手がもみ合う一触即発のムードになった。

 そんな状況で、仲裁に入ろうとした森脇が小笠原と激しく口論。試合後、小笠原は「ウチのレオシルバ選手に対して『くせえんだよ、お前』という発言をした。それがどうしても許せなかった」。レオシルバに対して差別的な発言があったことに激高したという。

 これに対し森脇は、差別的な意図は否定したものの「小笠原選手と言い合いになってつばが飛び散ってきたので、子供じみた言葉かもしれないが、小笠原選手に『口がくさいんだよ』とは言った。何をもって大きな発言に変えられたのかわからない。僕は彼の人間性にショックを受けた」と主張した。

 互いの言い分は平行線のままで、現段階では和解の糸口すら見えてこない状況。鹿島は試合運営責任者のマッチコミッショナーに報告を済ませ、今後はJリーグによる調査が行われる見込みだ。

 昨季のCS決勝で年間勝ち点1位の浦和は、圧倒的有利と言われながら同3位の鹿島に敗れて年間王者を逃す屈辱を味わった。その雪辱を期した一戦で新たに因縁が生まれた格好だが、森脇が言うように、あまりに子供じみたケンカ。プロ選手とは思えない恥ずかしい内容で、今季も優勝争いをリードしていく強豪クラブ同士の対決に水を差したことは否めない。

 発端となった森脇の言葉に、差別的な意図はなかったとしても非紳士的行為であるのは明らか。JリーグではJ2徳島のDF馬渡和彰(25)が、4月29日の千葉戦でボールボーイに乱暴な行為で退場処分を受けるというショッキングな事件があったばかり。今後、森脇が何らかの処分を受けるかどうかは不透明だが、立て続けに起こった“暴走”で、Jリーガーのモラルが問われるのは間違いない。

最終更新:5/5(金) 17:46

東スポWeb

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