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<浜松まつり>妻の地元で糸操る マレーシア出身の男性活躍

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/5(金) 8:30配信

 天龍川町(東区)の「天龍川組」では、監督を任されたマレーシア出身の渥美モスさん(42)が町のたこ揚げに奮闘した。「監督」の文字が入ったたすきは「自分の誇り」と話すモスさん。たこ糸を巻く「糸枠」に手を掛けながら、高く揚がったたこを見上げた。

 モスさんが初めて浜松まつりに参加したのは2004年。仕事を通じて出会った妻行子さん(53)の地元である同町で長男孝佑ハディさん(当時6カ月)の初だこを揚げた。たこ揚げ会場の熱気に「こんなに興奮する祭りはない」と感動し、子育てが一段落した13年に念願の組入りを果たした。

 この日も「組のみなさんが丁寧に教えてくれた」というたこ揚げの知識を生かしてたこ糸を引いたり、糸枠を移動させたりと力を尽くした。監督として町衆の役割分担などにも携わり、責任感も芽生えた。木村真也組長(59)も「熱心で勉強家」と信頼を寄せる。

 モスさんは「いつか孫の初だこを揚げたい」と笑顔を見せた。

静岡新聞社

最終更新:5/5(金) 8:30

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS