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宮城MAXが9連覇 MVP藤本「チームプレーの勝利」=車いすバスケ

スポーツナビ 5/5(金) 20:10配信

 車いすバスケットボールの日本選手権は5日、東京体育館で決勝が行われ、宮城MAX(宮城)が第4ピリオドで逆転しNO EXCUSE(東京)を55-52の接戦の末下し、9連覇を達成した。大会MVPには宮城の藤本怜央が選出された。

 宮城は2点差を追う第4ピリオドにエース藤本、そして、2020年東京パラリンピックに向けた強化策として、今大会から出場が認められた女子選手の藤井郁美の得点で逆転に成功。終盤、NO EXCUSEは日本代表のエースでもある香西宏昭、チーム最年少の森谷幸生の得点で追いすがるも、宮城に振り切られた。

 藤本は「最後にファウルゲームになるところで、チーム一体で自分にボールを集め、自分がフリースローを決めることに集中できた。チームプレーの勝利」と誇らしげに語った。自身は昨年まで11年連続で獲得してきた得点王を逃したが、「チームが自分じゃなくても得点が取れるチームに変わりつつある」と話す。宮城の岩佐義明ヘッドコーチも「藤本が抑えられるのは想定内。藤本以外の4人、特に藤井郁が得点がほしいところで得点してくれたのが大きかった」と、チームと藤井郁の成長が勝因だったと分析した。

 東京パラリンピックまであと3年。これまでの8連覇は宮城の圧勝が多かっただけに、決勝が接戦になったことは国内の底上げが進んでいる証しと言える。藤本は「得点王を逃したのも良かったと思う。日本が強くなるなら、素直に負けたと思える」とうれしそうに話した。

最終更新:5/5(金) 23:58

スポーツナビ