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川崎・小林悠が長男との「男の約束」守る1ゴール 5戦ぶり勝利

5/5(金) 19:30配信

デイリースポーツ

 「J1第10節 川崎3-0新潟」(5日・等々力陸上競技場)

 川崎は前半40分に今季新加入のFWハイネルが公式戦初得点を挙げると、後半5分には日本代表FW小林悠が加点。小林は後半30分にMF阿部浩之が決めた得点もアシストした。チームはリーグでは4月1日の敵地・仙台戦以来、5戦ぶりの勝利となった。

 “男の約束”を守った。こどもの日に行われた一戦。試合前、小林は3歳の長男・結翔くんを連れて入場した。小林によると「今日はゴールを決めるよ」と言葉を交わしたという。そして迎えた後半5分、1-0の場面。MF長谷川が左サイドから攻め込むと、小林にはゴールのイメージが浮かんでいた。「あそこで阿部ちゃんに当ててくれたことが大きかったですね。(複数の選手で)イメージの共有ができていた」。阿部のダイレクトパスで抜け出すと「体はファー(サイドを狙う体勢)だったけど、ニアが空いていたので」と右足でゴールを射抜いた。

 今季から主将を務める。大黒柱のMF中村憲が腰痛で欠場した前節のC大阪戦(4月30日・ヤンマー)では、小林のPK失敗も含めて0-2の完敗を喫した。それだけに「PKの失敗もあったし、キャプテンとしていろいろ背負っていることも多いなと。悔しさはピッチで晴らさないといけないと思っていたので、こういう試合で晴らせて良かった」。開幕からここまで、勝ちきれない試合も多かったが、DFエドゥアルド、MF大島僚太ら負傷者も復帰した試合で3-0の快勝。「これからケガ人が帰ってくるのは心強い。憲剛さんや(家長)アキさんも帰ってきてもっと良くなると思う」と手応えを口にした。

 こどもの日に、息子との約束を果たした一撃。「家に帰ったら?いつも一緒に風呂に入っているんで、一緒に風呂に入って、一緒に寝るだけかな。疲れましたしね」。自身が子供の頃のヒーローを問われると「誰だろう…。アンパンマンかな。誰もが通る道じゃないですかね」と照れ笑いしたストライカーが、ヒーロー級の活躍を見せてチームを勝利に導いた。

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