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6日目も鎮火せず浪江・帰還困難区域山林火災

5/5(金) 9:03配信

福島民報

 東京電力福島第一原発事故により帰還困難区域となっている福島県浪江町井手の「十万山」で発生した山林火災で、陸上自衛隊や県、双葉地方広域消防本部は発生から6日目となった4日も消火活動を続けた。県災害対策課によると、火の勢いは次第に弱まってきているという。5日早朝に消火活動を再開する。県によると、焼失面積は少なくとも約20ヘクタール。けが人はいないという。
 火災は4月29日夕に発生した。県などが30日朝から消火に当たりいったん鎮圧状態となったが、強風で再び燃え始めて陸自に災害派遣を要請した。

■空間線量変動なし

 県は山林火災の現場周辺のモニタリング結果を随時、県のホームページで公開している。4日現在、周辺の空間線量に大きな変動はないという。
 単文投稿サイト「ツイッター」などで周辺自治体への放射性物質の拡散や空間線量の上昇を懸念する声もあり、県は鎮火後も空間線量測定などを継続する方針。県放射線監視室は「県民の不安を解消できるように正確な情報を発信していきたい」としている。

■災害対策本部を吉野復興相訪問

 吉野正芳復興相は4日、浪江町地域スポーツセンターの災害対策本部を訪れた。吉野氏は災害状況の説明を受け町職員、消防職員、自衛隊員らを激励した。

福島民報社

最終更新:5/5(金) 9:58
福島民報