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前橋育英 王座死守 健大高崎の追い上げ振り切り7―6 春季関東高校野球群馬県予選

上毛新聞 5/5(金) 6:01配信

 高校野球の第69回春季関東地区大会群馬県予選最終日は4日、高崎城南球場で決勝が行われ、前橋育英が健大高崎を7―6で下し、3年連続7度目の優勝を飾った。育英は丸山和郁の2打席連続ホームランなどで小刻みに加点する一方、先発皆川喬涼と丸山の継投で健大の猛追を振り切った。

 両校はともに3年連続の県代表として20~24日、茨城県で開かれる関東大会に出場する。初戦はいずれも20日、水戸市民球場で、育英が山梨2位との2回戦、健大は茨城4位との1回戦に臨む。

《決勝のイニングスコア》

健大高崎
 000 001 023―6
 103 010 02×―7
前橋育英
【健】小野、柳沢-安藤、是沢
【前】皆川、丸山-戸部
▽本塁打 安藤(健)丸山2(前)
▽二塁打 根井(健)丸山(前)

 前橋育英が丸山の2打席連続弾を含む4安打4打点などで築いたリードを守った。五回までに5点を奪い、追い上げられた八回は敵失絡みで2点追加。九回途中から登板した丸山が同点のピンチを断った。

 健大高崎は後半に反撃。九回、代打根井の3点適時二塁打で1点差まで迫ったが、一歩及ばなかった。

◎宿敵対決制し夏への自信

 意地のぶつかり合う接戦が、2500人の観衆をくぎ付けにした。昨春から4季続けて同じ顔合わせとなった決勝で、強い輝きを放ったのは前橋育英のリードオフマン丸山和郁。初回の鮮やかな走塁から九回の火消しまで投打で存在感を示し続けた。

 初回は右翼への二塁打で出塁し、2番黒沢駿太の送りバントで1死三塁。いきなり見せ場を呼び込んだ。続く戸部魁人の打球は強い当たりの二塁ゴロだった。

 絶対に先制したかった。つかんだ二塁手がちらりと目でけん制し、走らないと判断して一塁側を向いた、その瞬間。「投げる隙を突いて」スタートし、一気に滑り込む。主審が両手を広げ、果敢な走塁の成果がスコアボードに刻まれた。

 第2打席は三回、田中宏樹の安打と失策で無死一、二塁。真ん中高めを捉えた打球はぐんぐん伸びて、バックスクリーンに飛び込んだ。選抜甲子園からスイングに悩み続け、この日はボールから目を外さないよう意識して打席に立ったという。五回2死の第3打席でも連続本塁打と存分に暴れてみせた。

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最終更新:5/5(金) 8:37

上毛新聞

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