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心癒やす昭和の古道具 琴海にギャラリー いろりや蓄音機…ずらり

長崎新聞 5/5(金) 10:04配信

 手作り雑貨や昭和の古道具など、趣味の品をいっぱいに並べたギャラリーが、長崎市琴海地区の山中にある。同市西海(にしうみ)町の福祉施設調理員、板場奈保美さん(56)が2年前、自宅そばに開設した「癒やしの空間 木楽暮(こらぼ)」だ。

 板場さんはもともと手作りが趣味。地元よさこいチームの衣装や、古着をリメークしたバッグの製作などを手掛けてきた。一方、人形、器、古道具などの収集も趣味。そんな作品やコレクションを見てもらいながらくつろげる場所をつくりたいと考えた。

 場所は夫の両親が住んでいた空き家。1970年代前後の建築だが、一部天井板を外して古民家風に改装した。玄関に入ると、祖母から受け継いだ風情ある古だんすが出迎える。二間続きの和室には自作のバッグをはじめ雑貨のコレクションなどを飾っている。注目は、昭和の時代に使われていた古道具を展示する部屋。いろり、蓄音機、黒電話、足踏みミシン、編み機などがずらり並ぶ。

 「便利になりすぎた今の時代、人のぬくもりを感じさせてくれるのが古道具。来てくれた人にゆったりした時間を味わってほしい」と板場さん。今春、同地区のイベント「あっと!さ@琴海」に初参加してから存在を知る人が増えた。「今後も手作り好きな友人らとコラボレーションしてこの場所から作品を発信したい」と意欲をみせる。

 板場さん手製のランチを味わうこともできる。見学・食事は1週間前までに予約が必要。問い合わせは板場さん(電080・5267・0489)。

長崎新聞社

最終更新:5/5(金) 10:04

長崎新聞