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分冊百科ロボ「アトム」と「ロビ2」機能比較、作るならどっち?

日刊工業新聞電子版 5/5(金) 13:00配信

家庭にアトム、周年記念で創刊

 毎週発行される雑誌の付録を集めると「何か」ができあがるパートワーク(分冊百科)。講談社とデアゴスティーニ・ジャパン(東京都中央区)が、分冊百科で作る人型コミュニケーションロボットを相次ぎ発刊する。講談社は鉄腕アトム、デアゴスティーニは人気シリーズ「ロビ」の進化版だ。それぞれどんなものでどんな楽しみがあるのか―。

 講談社と手塚プロダクション(同新宿区)、富士ソフト、NTTドコモ、VAIO(長野県安曇野市)の5社は、手塚治虫のマンガ「鉄腕アトム」の世界観をベースとした家庭用ロボット開発や普及を進める「ATOM(アトム)プロジェクト」を開始した。今年は手塚治虫の生誕90周年。さらに講談社の創業110周年でもある。それらを記念してのプロジェクトだ。

 その第1弾が分冊百科「コミュニケーション・ロボット 週刊鉄腕アトムを作ろう!」となる。分冊百科の発行を講談社が担当。手塚プロはキャラクター監修、富士ソフトは同社のロボット「パルロ」のノウハウや人工知能(AI)技術、NTTドコモは自然対話AI技術、VAIOが基板製造と組み立て代行をそれぞれ担う。

 週刊鉄腕アトムは4月4日に創刊した。事前予約の状況は好調だったという。全70号で全て集めると18万4474円(消費税別)になる。できあがるアトムは身長約44センチメートルで重量が約1400グラム。胸に画面を備える。18カ所が可動し、二足歩行や踊り、カメラによる顔認識、音声対話などの機能を備える。インターネットを介したクラウドサービス(月額1000円の予定)を利用すると、分からない言葉の認識や、対話を重ねることで会話力を成長させることができる。

 顔認識では、人の顔を見分ける。顔写真やニックネームを12人登録でき、会話の内容や丁寧語の使い分けをする。液晶画面には絵を映し出せて絵本の読み聞かせができる。子供向けには朝日小学生新聞と連携する予定だ。

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最終更新:5/5(金) 13:00

日刊工業新聞電子版