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ビルの背比べ。東京の傷かランドマークか

5/5(金) 12:52配信

ニュースイッチ

常盤橋の高層ビルプロジェクト、兄さんたちをはるかに上回る

 ♪柱の傷はおととしの~。童謡『背比べ』は、端午の節句に兄に身長を測ってもらう弟のほほ笑ましい姿を描く。子供たちの健やかな成長は、驚くほど早い。ビルの高さ比べも目まぐるしい。20年以上、日本一を守ってきたのが横浜のみなとみらい地区にある三菱地所の「ランドマークタワー」。2014年に近畿日本鉄道が大阪に建てた「あべのハルカス」に、その座を譲った。

 “丸の内の大家さん”として知られる三菱地所からは、東京都心にノッポ君が続々と誕生している。丸ビル、新丸ビル、東京ビルなど、古い名前を引き継ぎながら面目を一新した。

 その弟分となる新ビルが4月に着工した。丸の内から山手線を挟んだ反対側に位置する常盤橋地区。床面積日本一の日本ビルがあり、その隣はかつての新日鉄ビルだ。富士・八幡合併で誕生した新日本製鉄(現・新日鉄住金)が本社を置き、稲山嘉寛氏、斎藤英四郎氏、今井敬氏と3人の経団連会長が、この建物から生まれた。

日本一は390メートルに

 常盤橋地区の大規模再開発で生まれる新ビルは、兄さんたちをはるかに上回る390メートル。完成すればビル日本一の座を奪還する。高さだけではなく、日本の産業界のトップとなる優良企業の本拠になれるか。

最終更新:5/5(金) 12:52
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