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【F1】バンドーンのコラム:「これまでのレースでベストな日だった」/ロシアGP

5/5(金) 21:01配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレンのストフェル・バンドーンは、4戦目にしてパワーユニットの交換でトラブルを受けることになってしまったロシアGPについて、motorsport.comの独占コラムで語った。

【写真】フォーメーションラップ中にERSトラブルが起き、ピットレーンを歩いてガレージに戻るアロンソ

 ロシアGPの決勝レースでチェッカーフラッグを見ることができたのは、僕にとってもマクラーレン・ホンダ全体にとっても少し励みになった。でも、もっともっと良い結果が欲しい。

 僕たちの状況を考えると、レースをフィニッシュできたことはポジティブなことだ。14位でレースを終えて充実した日曜日を過ごすことができ、大きな問題も起こらなかった。チームにとってマイレージを稼ぐことも重要だし、今後はたくさんのデータを集めることも重要になるだろう。

 でも、レースをスタートすることができなかったフェルナンド・アロンソを見れば、僕たちがまだ良い状況にいるとは考えられないし、信頼性に関してやらなければいけないことがたくさんあるということもわかるだろう。

テストは良かったが……

 バーレーンでのテストはかなり良かった。その後ロシアに向かった。決勝では、多くのトラブルに見舞われることもなく、今年のレースの中でベストな日だった。またソチでのような週末を送れることを願っている。

 残念ながら、フリー走行1回目の終盤にトラブルが見つかって、パワーユニットを交換する必要があった。レースの週末が始まる前から、僕たちはグリッドの後ろからレースをスタートすることになるんだと理解したよ。

 そのせいで、レースの準備に関して走行プログラムを妥協しなければいけなかった。というのも僕たちは、予選よりもかなりレース寄りに焦点を当てていたんだ。

 フリー走行でカギとなったのは、タイヤを理解すること、タイヤを温めること、特に最終セクターでタイヤをマネージメントすることだった。常にコンディションは変化していたので、誰にとってもこれは簡単なことではなかった。

パワー面の改善が必要

 レースのスタートはかなり良かったと思う。最初のブレーキングゾーンでいくつかポジションを上げることができたけど、ジョリオン・パーマー(ルノー)とロマン・グロージャン(ハース)のアクシデントを避けなければいけなかった。

 彼らを避けるためにランオフエリアを走った後、ボラードシケインを通過することができなくて、5秒ペナルティを受けることになってしまった。でも最終的には、これが僕たちに大きく影響することはなかった。

 レース序盤はとてもコンペティティブで、前を走るウイリアムズ、トロロッソ、ハースについていくことができた。しかし燃料をセーブし始めると、ラップタイムを失ってポジションを落としてしまった。

 現時点では、僕たちのパッケージには十分な競争力がないということはわかっている。ロシアGPの結果には、今の僕たちにできることが表れている。ストレートではかなり遅いし、そのせいで大いにラップタイムを失っている。

 だから僕たちは次に投入されるものを待っているし、パワーに関してはすぐに大きなアップデートがなされることを願っている。

 スペインでは、たくさんの新しいエアロのアップグレードを投入することになっているし、いくらかエンジンのアップグレードもあるはずだ。でもそれがどれほどの規模のものなのかはわからない。

 今は懸命に作業を続け、改善のためにすべてのことをやり続けるだけだ。

Stoffel Vandoorne