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【MLB】快投の上原浩治、140キロ直球続けて空振り三振 3番打者は「ついていけず」

Full-Count 5/5(金) 16:29配信

わずか9球で今季初勝利、地元メディア脱帽「あっという間に抑えた」

 カブスの上原浩治投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのフィリーズ戦で延長13回に登板し、1回無安打1奪三振無失点の快投で今季初勝利を挙げた。わずか9球で3者凡退に抑えた熟練の投球に、地元メディアは「コウジがあっという間に抑えた」と脱帽している。

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 本拠地リグレー・フィールドにおなじみの登場曲「サンドストーム」が鳴り響く中、上原は延長13回に8番手でマウンドに登場。すると、地元テレビ局「WGN」の実況は今季の右腕の“不安要素”をデータで紹介した。

「これが今年コウジにとって3度目の連続登板です。最初の2試合では彼にとって良い結果は出ませんでした」

 上原はカブス移籍1年目の今季、4月15、16日のパイレーツ戦と、4月29、30日のレッドソックス戦で2日連続で登板。連投はこの2度だけだが、2試合目にいずれも1アウトも取れずに3失点(自責2)と打たれ、黒星を喫していた。

 この日は、3日(同4日)のフィリーズ戦で登板した翌日のマウンド。「3度目の正直」に注目が集まる中、上原は先頭のヘルナンデスをカウント2-2から直球でライトフライに打ち取った。

スプリットの切れ味にも称賛の声「突如ストライクゾーンから消えました」

 敵地フィラデルフィアで中継していたテレビ局「CSN」の実況は、ヘルナンデスから空振りを奪った4球目の魔球を「素晴らしいチェンジアップです。これで2ボール2ストライクです。ボールは突如ストライクゾーンから消えました」と絶賛。実際は時速79マイル(約126キロ)の宝刀スプリットだったが、その切れ味は抜群だった。

 続くアルテールは初球の直球で遊邪飛。ヘレーラは初球ファウルの後、2球目は87マイル(約140キロ)、3球目は86マイル(約138キロ)と、いずれも高めへの直球を振らせて空振り三振。すべて直球で3球三振に打ち取った。

「オドゥバル(ヘレーラ)は高めのボールについていけませんでした」と敵地「CSN」の実況は嘆息。一方、地元「WGN」の実況はハイテンションで「空振り三振です。コウジ、フィリーズの13回をあっという間に抑えました」と9球で3者凡退に仕留めた上原の好投に脱帽していた。

 連投時の不安を払拭した上原は新天地で記念すべき1勝を手にし、防御率は3.09となった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/5(金) 16:44

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