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“財産の土手”こいのぼり悠々 平塚・鈴川

5/5(金) 9:22配信

カナロコ by 神奈川新聞

 神奈川県平塚市岡崎の鈴川で、第11回鈴川鯉(こい)のぼりまつり(実行委員会主催)が開かれている。地域住民がふるさとを愛し、地元を流れる鈴川への愛着を持ってもらおうと始め、地域の各家庭から寄付されたものを揚げる。田園風景を彩る大小300のこいのぼりが薫風を受けて泳いでいる。5日まで。

 同まつりは、鈴川の環境保全、美化活動を行ってきた大畑自治会などが実行委をつくり、2007年から始めた。期間中は地元住民らが取り組む地域の一大イベントとして、数多くの親子連れらを出迎える。実行委員長の柏木三夫さん(75)は「富士山や大山、丹沢、箱根連山などが一望できるこの土手は財産。ぜひ楽しんでほしい」と話す。

 近年の住宅事情や子どもの成長により揚げるのをやめた家庭も多くあり、藤沢市などからも年間約50匹を預かるという。まつりで使用されるこいのぼりは3年ほどで摩耗し、例年1月にはおたき上げをして入れ替わるが、それでも数十匹は“控え”に回るという。

 河川法による制約で現状は2本しか鈴川上にロープを渡せないが、関係者は「元々お祝いの気持ちを込めて贈られたこいのぼりを粗雑に扱うことはできない。もう一列飾れたらさらに見応えが増すのに」とも胸中を明かす。

 実行委では、不要になったこいのぼりの寄付を募っている。問い合わせは、電話0463(58)1142。

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