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夢へ羽ばたけ 県内スーパーキッズ 

北日本新聞 5/5(金) 0:59配信

 可能性は無限大-。スポーツや習い事で国内トップの成績を収めたり、世界の舞台に飛び出して挑戦したりと、得意分野で高い能力を発揮している児童がいる。5日の「こどもの日」に合わせ、大人顔負けの活躍をする県内のスーパーキッズたちを紹介する。

■レスリング 高林心温君(滑川ジュニアチーム・滑川市北加積小6年) 目指すは全国4連覇
 7月の全国少年少女選手権で4連覇を狙う。抜群のセンスと努力を怠らない向上心を持ち併せ、「どんな形でも優勝したい」と気合十分だ。

 1年生で競技を始めた。勝つ喜びとタックルを決めた時の快感を知り、のめり込んだ。「日本一の練習をすれば日本一になれる」。父・伸一郎さん(41)の教えを守り、週3回の練習時間をとにかく大切にする。毎回意識することを頭にたたき込んで臨み、終了後はプロテインを飲んで体づくりも手を抜かない。

 得意技は鋭く飛び込む片足タックル。相手の特徴を見極めて戦略を変える柔軟さもあり「自分より力の強い選手を倒すのが気持ちいい」。

 野球と陸上にも取り組んでおり、中学でどの競技を選ぶか思案中。まずは目の前の目標に全力を傾ける。

■読み上げ暗算 井上莉里さん(木谷綜合学園・射水市片口小6年) 難問即答、10段の腕前 
 用紙に記された問題「527094×41627」を見たのは、たったの2秒ほど。「答えは219億4134万1938」。ご名算!

 4歳でそろばんを始めた。昨年と一昨年、全日本珠算競技大会読み上げ暗算小学生の部を連覇。全国珠算学校連盟の検定試験ではそろばん9段、暗算は最高位の10段を取った。

 週に3回の教室を含め、そろばんの練習を毎日欠かさない。だからこそ、常に難しい問題に挑戦し続けることに嫌気が差すこともある。

 そう思うたびに「今やめたらこれまでの努力が無駄になる」と自身を奮い立たせ、練習を繰り返している。「『やればできるじゃん』っていううれしさの積み重ねが、いい結果につながっています」

■ダンス 菊地来愛さん・西村麗さん(南砺市福光中部小6年) 目標は世界の舞台  
 数々のダンスコンテストで好成績を収め、ダンスチーム「イルーパス」のメンバーとして、4月に英国・ロンドンで開かれた世界大会に出場した。「世界中で活躍するダンサーになる」と口をそろえる。

 5歳から踊り始めた2人は「好きな音楽に合わせて振り付けするのが楽しい」と魅力を語る。菊地さんは踊りの「力強さ」、西村さんは細かな動きの「切れ」が特徴。ダンス文化が根付く海外でのパフォーマンスを経験したことで「もっと世界の舞台で踊りたい」という思いを強くした。

 イルーパスは解散し、現在は個人の技術を磨くため金沢市のダンススタジオで週5日のレッスンに励んでいる。将来は米国へのダンス留学を考えているという。2人は常に世界を見据えている。

■自作ロボット 末永歩君・高岡己太朗君(富山市鵜坂小6年) 再び国際大会に
 昨年9月に東京で開かれた「世界ロボットオリンピアード japan決勝大会」に県代表として出場し、準優勝した。自作ロボットで、与えられた課題を正確に速くこなす技術を競った。日本代表としてインドであった国際大会にも出場。各国のロボットと比べ「精度は負けていなかった」と胸を張る。

 2人は小学4年の時、地元公民館のロボット教室に通い始めた。完成形をイメージし、ブロックやモーター、センサーなどいくつもの部品をゼロから組み立てる。ロボットに動作を指示するプログラミングもお手の物だ。

 現在は7月の富山地区大会に向け、製作の真っ最中。高岡君は「全国大会で次こそ優勝し、また国際大会に出場したい」、末永君は「課題を全てクリアし、昨年の成績を超えたい」と意気込む。

北日本新聞社

最終更新:5/5(金) 0:59

北日本新聞