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142年ぶり ちまきお供え 下村加茂神社成就報賽祭

5/5(金) 21:31配信

北日本新聞

 射水市加茂中部の下村加茂神社は5日、「やんさんま祭り」など1日から執り行われてきた加茂祭の締めくくりとなる成就報賽(ほうさい)祭を同神社拝殿で行った。神様へのちまきのお供えを142年ぶりに再興し、野上克裕宮司らが加茂祭の無事を報告した。

 下村加茂神社の風習などを記した明治時代の書物に、マコモの葉で包んだちまき「菰(こも)粽(ちまき)」を供えたという記載があり、野上宮司が数年前から再興を目指してきた。新湊博物館と山岸ちまき本舗(氷見市十二町)の協力を得て「芋(いも)ノ子ノ如(ごと)ク」という記載からちまきを製造。ちまきをササの葉で包み30センチほどに育ったマコモの新芽をあしらった。

 成就報賽祭は地元青年団の獅子舞の舞い納めを兼ねて行い、野上宮司が神事を実施。ちまき20個を神前に供え、加茂祭を無事に終えたことを感謝した。野上宮司は「端午の節句に合わせ、地元の子どもたちの健やかな成長を願うことができた」と笑顔を見せた。

北日本新聞社

最終更新:5/5(金) 21:31
北日本新聞