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川の生き物に親しんで ひみラボ水族館

5/5(金) 21:37配信

北日本新聞

■淡水魚関連の書籍購入

 富山大理学部・氷見市連携研究室「ひみラボ水族館」(同市惣領)は本年度から、市内の児童が河川に親しむための事業に力を入れる。第1弾として、同館の図書スペースに淡水魚関連の書籍26冊を新たに購入した。今後、タモ網といった備品も充実させ、児童が河川での生き物調べなどに取り組む機会を増やす。

 水族館スタッフらでつくる氷見淡水魚食文化研究会(代表・西尾正輝市主任学芸員)は本年度から4年間、河川財団(本部・東京)から年間50万円の助成を受ける。

 今回購入した書籍には、この助成金を活用した。魚類図鑑のほか、タナゴなどの淡水魚の解説書、川釣りのガイドブックをそろえた。訪れた児童や生徒が館内で自由に閲覧することができる。

 近年は事故への懸念などから、子どもが地域の河川を訪れ、生き物に触れる機会が少なくなったとの思いから、生息調査の機会を広げる活動にも取り組む。

 助成金を活用して今後、タモ網の他、胴長やライフジャケットも購入。安全性に配慮しながら、市内の各小学校に河川の生き物調査などを呼び掛ける。地域で失われつつある淡水魚料理の紹介も行いたいという。西尾主任学芸員は「取り組みを通じて、子どもたちが郷土の自然に愛着を持つ機会にしたい」と話す。

北日本新聞社

最終更新:5/5(金) 21:37
北日本新聞