ここから本文です

和洋融合の幻想世界 音楽祭、宝生流能楽師とOEKが魅了

5/5(金) 1:25配信

北國新聞社

 「いしかわ・金沢風と緑の楽都(がくと)音楽祭」(北國新聞社特別協力)は4日、金沢市の石川県立音楽堂で「能舞とベートーベン」が上演された。渡邊荀之助さんら地元の宝生流能楽師4人がオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の演奏に合わせて舞い、金沢の伝統芸能と洋楽を融合した幻想的な世界を広げた。

 渡邊さんのほかに、佐野登さん、渡邊茂人さん、川瀬隆士さんが出演した。4人は、ベートーベンの弦楽四重奏曲第4番の旋律に合わせ美しい舞を披露し、幽玄の舞台で聴衆を魅了した。

 県立音楽堂邦楽ホールでは、ピアニストのソン・ヨルムさんに代わり、急きょ出演した横山幸雄さんがピアノ協奏曲第1番を華麗に演奏し、来場者が「ブラボー」と声を上げ、拍手を送った。

 最終日の5日は、県立音楽堂で、音楽祭のために結成した「北陸第九祝祭合唱団」が出演する交響曲第9番や、クロージングコンサートが行われる。2日から始まった交響曲、ピアノ協奏曲、ピアノ・ソナタの全曲演奏も完結する。

 クラシックと邦楽のコラボレーションも行われ、日本舞踊紫派藤間流師範の藤間信乃輔さんが、ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」で舞を繰り広げる。金沢素囃子保存会と県箏曲連盟は「エリーゼのために」などを演奏する。

北國新聞社

最終更新:5/5(金) 1:25
北國新聞社