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NY外為(4日):ユーロ上昇、仏大統領選の決選控え-ドル下落

5/5(金) 5:29配信

Bloomberg

4日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが主要10通貨の大半に対して値上がり。フランス大統領選の決選投票を7日に控え、3日夜に行われた候補2人のテレビ討論会は世論調査にほとんど影響せず、中道のマクロン前経済相の優勢が示された。これを受け、トレーダーらはユーロに対する弱気な見方を後退させたもようだ。一方でアジア・欧州時間帯に上げていたドルは下げに転じた。

4月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)改定値は速報値から上方修正され、域内の経済活動が勢いを増しつつあることが示唆された。この日の外為市場は、4月の米雇用統計発表を5日に控えて薄商いとなった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数はそうした中で低下した。

ニューヨーク時間午後5時現在、ユーロは対ドルで前日比0.9%高の1ユーロ=1.0985ドル。対円では0.6%上げて1ユーロ=123円54銭。

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%下落。ドルは対円では0.3%下げて1ドル=112円46銭。

仏大統領候補2人のテレビ討論会では痛烈な応酬が繰り広げられた。討論会後に実施された世論調査では、マクロン氏が極右のルペン氏に対し大きなリードを保っていることが示された。

朝方発表された先週の米週間新規失業保険申請件数は、市場の予想以上に減少した。5日発表される4月の米雇用統計に関しては、ブルームバーグが実施したエコノミスト調査では非農業部門雇用者数は19万人増(中央値)が見込まれている。前月は9万8000人増と急減速し、市場には失望が広がった。

原題:Euro Takes Spotlight Heading Into French Election’s Final Round(抜粋)

第5段落以降を追加し、更新します.

Alexandria Arnold, Dennis Pettit

最終更新:5/5(金) 6:26
Bloomberg