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米国株(4日):ほぼ変わらず、保険株上昇-エネルギー株安い

Bloomberg 5/5(金) 6:04配信

4日の米株式相場はほぼ変わらず。ニューヨークの原油先物の大幅下落を背景にS&P500種株価指数も一時連れ安となったが、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の主導による保険銘柄の値上がりで引けにかけて辛うじてプラス圏を回復。エネルギー関連株の下落分を補った。

S&P500種株価指数は前日比0.1%上昇し2389.52。ダウ工業株30種平均は6.43ドル(0.1%未満)安の20951.47ドル、ナスダック総合指数は0.1%上げて6075.34となった。

この日の米経済指標では、3月の耐久財受注が前月比0.9%増加(市場予想は0.7%増)。第1四半期の米労働生産性はここ1年で最大の低下となった。労働省が5日発表する4月の雇用統計は、年初の軟調を経て雇用の伸びが加速したかどうか注目されている。非農業部門の雇用者数のエコノミスト予想中央値(ブルームバーグまとめ)は19万人の増加。

S&P500種セクター別では、生活必需品とヘルスケアが上昇。ヘルスケアは米共和党の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案が僅差ながら下院を通過したことが追い風となった。エネルギーと電気通信サービスは売られた。

個別銘柄では、売り上げの伸びが「かなり」鈍化する見込みだと説明したフェイスブックが0.6%安。保険大手メットライフは1.1%高。ダウ銘柄では鉱業・建設機械メーカーのキャタピラーが2.1%安、石油大手シェブロンが1.8%安となった。

ブルームバーグ・インテリジェンスの株式ストラテジスト、ジーナ・マーティン・アダムズ氏は、「米国株は5月になって、低調な自動車販売や期待外れのアップル決算など、月初から数々の障害に見舞われた。やがて商品相場軟調の継続が転換点になるかもしれない。金属相場は昨年の大半において株式相場の先行指標となっていた」と述べた。

原題:U.S. Stocks Little Changed as Oil Dips; Financial Shares Advance(抜粋)原題:Oil Rout Takes U.S. Stocks Lower; Treasuries Slip: Markets Wrap(抜粋)

第4段落以降を追加し、更新します.

Oliver Renick

最終更新:5/5(金) 7:09

Bloomberg