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マッドITライター厳選「ノートPC対応」一芸バックパック5選

アスキー 5/6(土) 10:00配信

ノートPCに加えてACアダプターにスマホ、スマホ充電器など、持ち運ぶデジタルギアを集めるとなかなか重い。腰を傷めないように持ち歩くとなればやはりバッグはバックパック(リュック)型。特徴的なバックパック型PCバッグ商品をいくつか試してみた。

 通勤や通学にバックパックを使う人も増えてきた。ノートPCに加えてスマホや充電器など、重いものを持ち歩くならばやはりバックパック型。重量を分散できるうえ、ショルダーバッグのように左右不均衡に荷重がかかって腰を痛めることも少ないはず。また、これは旅行の際にも言えることだが、いつでも両手が使えるようにしておくのは重要。災害や事故といった極端なケースを想定しなくても、悪天候の際など、転倒しにくいという利点がある。ここでは、それぞれ特徴的な各社ノートPCバッグを紹介する。
 
 最近のバックパック型PCバッグの特徴としては、ノートPC専用のポケットが用意されている点がある。バックパックへの荷物の詰め方として「重い物は背中側」は基本だが、専用ポケットならば別の荷物と擦れて傷付く心配もない。ノートPC収納部としては、メイン気室用とは別の気室を用意している場合のほか、メインとは別の開口部を備えている製品もあり、他の荷物をかきわけなくても取り出せる。とくにサイドのファスナーからメイン気室にアクセスできるようにしているものも多く、バッグを地面に下ろすことなく片方のベルトで肩掛けした状態で荷物を取り出せるのはなにかと便利。
 
 PCバッグといえば収納の豊富さをうたって小物ポケット類を豊富に備える製品が多いが、今回はとくに大きく注目していない。あまり小物を分散しても収納しても、どこに何をしまったのか分かりにくくなるばかりなので、メイン気室+ノートPC収納があれば、あとは独立したポケットが1つ程度あれば十分だろう。各商品の紹介には実際に背負ったところの写真を掲載した(身長178cm、肩幅52cm)。
 
 
まるで冷蔵庫のように大きく開くノートPC収納庫
ビクトリノックス 「VX ツーリング 17インチラップトップバックパック」
 ビクトリノックスの新モデルはとくにノートPC収納に注力しているのがポイントで、細かなところに気配りが効いている。背中側にノートPC収納を持つバッグは多いものの、このモデルは背中側がまるで冷蔵庫の扉のように大きく側方に開く。各種ポケットも豊富に用意されており、ノートPCと同時に各種デジタルギアや雑誌書籍など重量のあるものを背中側に配置でき、1カ所開ければ済むというのは大きい。
 
 メイン気室は上側のフラップが大きく開くタイプで、丸めた衣類なども詰め込みやすい。両サイドには大きく開くファスナーがあり、詰め込んだ後での小物へのアクセスは容易。メイン気室の下部側面はポケット状になっており、サイドファスナーを開ければボトルポケット的な使い方もできる。
 
 なお、姉妹モデルに一回り小柄な「15インチラップトップバッグ」(2万7000円)もあり、こちらはノートPCポケットは上側に開く。
 
上品なデザインのコンパクトボディながら大きく開いてたっぷり入る収納性
サムソナイト 「Essence Pro ラップトップバッグ」
 旅行バッグの定番といえるサムソナイトのバックパック。同社のソフトバッグにはやや上品なデザインとなっているが、Essence Proも外装・内装ともにワンランク上の素材を用いた高級感のある仕上げ。重いノートPCは背負いたいけど通勤時のビジネススーツにはちょっと……と考えている人でも購入しやすいデザイン。比較的コンパクトに見えるものの、PC収納部とメイン気室、フロント側ポケットといずれも余裕ある収納力。
 
 本体外周部は弾力とともある程度硬さを備えている素材なので、荷物を詰め込んでも型くずれしない。また、バッグはそのままで自立して各開口部を大きく開くことから、床などに置いて荷物を詰め込む/必要なものを取り出す際に便利。
 
 
カメラバッグならではのユニーク機能を備え、ノートPCもすっきり入る縦長バッグ
Lowepro 「ストリートライン BP 250」
 カメラバッグでお馴染みのLowepro(ロープロ)の製品で、カメラバッグながらノートPCの収納を重視している。同社のカメラバッグはヘビーデューティーなモデルが多いなか、比較的カジュアルなデザインなのも街中利用に向いているほか、縦長スリム形状なため背負った際の印象は思った以上に軽快。側面のファスナーが大きく開いてメイン気室にアクセスできるのは使いやすいが、メイン気室内に設けられているノートPC収納部へのアクセスは上部からのみ。
 
 特徴的なのは、内部には取り外し式のポケット「フレックスポケット」が仕込まれている点。ベルクロで内部ベルトに留められていて、普段は単なるポケットとしても利用できるのが、取り外して立体的に組み立てるとカメラとレンズを収納できるインナーケースとなる。いかにもカメラバッグメーカーならではといった便利機能。
 
ダッフルバッグのように使える大きく開くサイドファスナーが便利
Thule Paramount 24L Backpackシリーズ
 自動車のルーフキャリアで有名なTHULE(スーリー)製。上部にはロールトップ式開口部を持つが、大きく開くサイドファスナーが左手側に装備されているのが特徴。ノートPC収納部はメイン気室の一部となっているが、側面ファスナーがメイン気室側とノートPC収納部それぞれに用意されているため、とくに上部を使わなくても荷物を出し入れできるようになっている。
 
 縦に長いデザインのため比較的スリムな印象の割に24リットルと大容量。これはロールトップ部を巻かずファスナーで閉じることでダッフルバッグのような使い方も含めての容量だが、左手側にはハンドルも用意されているので横長のバッグとしても使いやすい。また、フロントポケットが斜めに開くのも、横にして置いた際の使い勝手を考慮したもの。なお、Thule Paramountシリーズは24Lのほか27L、29Lが用意される(それより下のサイズは別のラインナップとなる)。
 
組み込まれた防水ハードケースがノートパソコンをがっちり守る
Pelican S100 タブレット 防水バックパック
 最後は若干異質ながら、プロカメラマンなども使っている頑丈ケース「ペリカンケース」でお馴染みのPelicanのバックパックを紹介しよう。水没にも耐えられる防水ケースが背中側に組み込まれており、しっかり閉じるロックの内側には硬めのウレタンで覆われ、ソフトスポンジなどでノートPCを囲むこともできる。メイン気室の下部は樹脂素材カバー付きの大型ポケットとなっており、カメラ用インナーケースを入れるのにも手頃。
 
 3.2kgという重量や実売4万円前後という価格は手頃とは言い難いところはあるものの、自転車やバイクで転んでもノートは大丈夫という安心感は捨て難い。なお、このシリーズにはハードケース部が半分ほどのサイズの「S140」(2万8080円)もあり、持ち運ぶマシンが10インチタブレットなら考慮してもよいだろう。
 
まとめ
 最後に、今回紹介した製品の仕様をまとめて掲載する。各製品には収容ノートPCの公称値を記載しているが、実際に利用してみるとあくまで目安といったところで、13インチノートを想定しているモデルでも15インチクラスはなんとか収納できる。とくに昨今のノートPCは液晶の額縁が薄くなり液晶サイズの割にはボディが小さく、またワイド液晶ノートでは横幅に比べて奥行きが短いため縦長のバッグであれば入ってしまう。こればかりは実際に入れてみるのが一番なのだが、ノートが入る/入らないといったほかにも、見た目よりもコンパクト/すっきりしたデザインなのに思いのほか大きいなど、カタログスペックではわからない部分も多いため、店頭など試してみるのが一番なのは確かだろう。
 
製品名
ビクトリノックス「VX ツーリング 17インチラップトップバックパック」
サムソナイト「Essence Pro ラップトップバッグ」
Lowepro 「ストリートライン BP 250」
Thule「Paramount 24L Backpack」
Pelican「S100 ノートPC 防水バックパック」
対応ノートPC
17インチ
記載なし(15インチノート収納を確認)
13インチ
13インチ
15インチ
容量
24リットル
21リットル
22.6リットル(内寸250×100×450)
24リットル
25リットル
素材
ポリエステル、本革
ナイロン&ポリエステル
コットンポリエステル混紡、ターポリン、本革
ナイロン
コーデュラナイロン&ABS樹脂(ケース部)
防水対策
撥水加工

撥水コーティング
底部防水構造
防水(ケース部)
気室構成
メイン×1+ノートPC収納
メイン×1+ノートPC収納
メイン×1
メイン×1
メイン×2+ノートPC収納
サイドファスナー(メイン気室へのアクセス)

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サイズ(W×D×Hmm)
310×190×490
330×190×420
335×130×520
295×254×521
330×254×470
重量
約1.1 kg
約0.9kg
約1.275kg
約0.98kg
約3.24kg
価格
3万240円
2万7000円
ハクバ写真産業Web販売価格 3万2190円
1万7064円
PROCASE.JP販売価格 4万1040円
 
文● 行正和義 編集●ASCII

最終更新:5/19(金) 17:01

アスキー