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「サインペン」偶然が生んだ大ヒット 売れないペンが大統領の愛用品に ネットで話題のシンデレラ物語とは

5/10(水) 7:00配信

withnews

 1963年に世界初の携帯用水性ペンとして売り出された「サインペン」。この商品の歴史が「シンデレラストーリーだ」と、ネット上で話題になっています。国内で売れなかったペンをアメリカの見本市で配ったところ、大統領が手にしてお気に入りとなり、大ヒット商品になったというのです。この物語は本当なのか? 発売元のぺんてる(東京都)に話を聞きました。

【画像】シンデレラ物語を漫画で紹介。大統領のお気に入りになったきっかけや、宇宙でも使われた歴史など

サインペンとは

 サインペンが発売されたのは1963年。世界初の携帯用水性ペンで、当時の油性ペンの「細かい字が書きにくい」「裏写りする」といった難点を解決した点が特徴です。

 先月中旬、ツイッターにサインペンの歴史を箇条書きにした内容が投稿されました。おおまかな内容は以下の通りです。

 (1)画期的な筆記具を開発するも売れない
 (2)アメリカの見本市でサンプルを配ってみる
 (3)偶然にも大統領が気に入る
 (4)大統領が愛用していることがメディアで紹介される
 (5)大ヒット

 この投稿に対して、「シンデレラストーリーじゃん」「世の中わからない」「嘘みたいな本当の話だった」といった反応が寄せられ、リツイートは6800を超えています。

きっかけはシカゴであった見本市

 ネット上で話題になっている話は本当なのでしょうか? ぺんてるの製品担当者に詳しく話を聞きました。

 ――サインペンの歴史についてツイッター投稿がありましたが、内容は正しいのでしょうか

 「おおむね間違いありません」

 ――それぞれの項目について補足説明をお願いします。まずは『(1)画期的な筆記具を開発するも売れなかった』という点は

 「当時は油性インキを使用したマーカーしかなく、ハガキや封書など紙に筆記すると『にじみ』や『裏写り』が生じるといった欠点がありました。これに対してサインペンは文字がにじまず、裏写りもない『世界初の水性マーカー』として、当時は非常に画期的な商品でした」

 ――『(2)アメリカでサンプルを配った』は

 「国内で売れなかったため、先代の会長・堀江幸夫がシカゴ国際見本市で販売しようとしました。しかし、見本市での販売が禁止されていたため、無料サンプルとして用意していたサインペンを来場者へ配りました」

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最終更新:5/10(水) 7:00
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