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「政治が隠す歴史補う」 浅田次郎さん大佛賞、戦争文学の意義語る

朝日新聞デジタル 5/6(土) 11:30配信 有料

 「政治を制御していく『文化の力』というのがあるはずです」。短編小説集『帰郷』(集英社)で大佛次郎賞を受けた浅田次郎さん(65)が先月、横浜市内であった受賞記念講演で、戦後生まれの作家がなぜ戦争小説を書くのか語った。

 日本の戦争文学が充実している背景には、ある「誤解」があるという。
 明治期、日本は「人間をありのまま描こう」という西洋の自然主義を取り入れた。西洋の「ありのまま」は、キリスト教の神の束縛から解放されることを意味した。だが、宗教の縛りがゆるい日本では、「ありのまま」のとらえ方が違った。例えば自然主義文学の代表作、田山花袋の『蒲団』。……本文:1,644文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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朝日新聞社

最終更新:5/6(土) 11:30

朝日新聞デジタル