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【新日本】IC王座挑戦6・11正式決定 棚橋が悲壮決意明かす

東スポWeb 5/6(土) 16:32配信

 新日本プロレスは5日、6月11日の大阪城ホール大会で2大王座戦開催を発表した。IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)はケニー・オメガ(33)とのV6戦が、IWGPインターコンチネンタル(IC)王者の内藤哲也(34)は棚橋弘至(40)とのV5戦が正式決定。IC王者から挑戦資格なしと拒絶・断罪された棚橋は、批判的な声をあえて受け入れたうえで悲壮な覚悟を明かした。

 大阪城決戦の2大王座戦は、ともに今年の1・4東京ドーム大会のリマッチとなった。互いに再戦に前向きなIWGP戦とは対照的に、IC戦は混迷の極致。棚橋戦拒否の意向を無視された内藤は、この日の松山大会で「俺がなんて言おうと彼の挑戦が決まってしまうとは思っていたけど、それにしても早すぎない? 俺の意見は何も通らない。IC王座って保持してても何のメリットもないベルトなんだね」と不満をあらわにした。

 1月のドーム決戦で内藤に敗れ、3月の「NEW JAPAN CUP」1回戦で黒星を喫したEVIL(30)ともまだ1勝1敗。そんな棚橋との再戦は時期尚早というのが王者の主張だ。これはこれで筋が通っているだけに棚橋の分は悪い。「立ち上がりきれてない部分はありますしね。僕も丁寧に積み上げてこれなかった」と自身の立場に危機感をにじませた。

 とはいえ、タイトルマッチ決定は揺るがない事実。それだけに棚橋は次期シリーズ(17日、後楽園で開幕)から始まると見られる前哨戦で力を誇示する必要性を感じているという。「まだ1か月ある。内藤を支持するファンには、落ち着けよ、と。お前らのボス(内藤)も(トランキーロ=焦るなよ、と)言ってるじゃないか。この1か月でちゃんと五分…いや、それ以上の期待感をつくり上げるんで。内藤の小言に耐えつつ」と腕をぶした。

 現状を分析すれば、挑戦表明に批判的な声が多くなることは棚橋も承知のうえだった。それでも“制御不能のカリスマ”に立ち向かったのは、1・4ドームの敗れたリング上で内藤に「介錯」とも受け取れるお辞儀をされたことがどうしても許せないからだ。

「おい、内藤。人のレスラー人生、勝手に終わらせてるんじゃねえよ、このヤロー。棚橋はスティル・アライブだ」。早期再戦を引き寄せた棚橋が、逆風覚悟で復権への最短距離を突き進む。

最終更新:5/6(土) 16:51

東スポWeb