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消化不良の高安に朗報!白鵬が出稽古を歓迎「本当ですか」

スポーツ報知 5/6(土) 6:06配信

 大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)で大関取りに挑む関脇・高安(27)=田子ノ浦=が5日、昇進へ向けて横綱・白鵬(32)=宮城野=との猛稽古を希望した。東京・墨田区の時津風部屋に出稽古。格下相手に旧鳴戸部屋伝統の休憩を挟まない「待ったなし稽古」で体をいじめた。通常は横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=を相手に心身を追い込む時期だが、兄弟子が左上腕などを故障して相撲を取れず、調整不足を懸念。格上の強敵を相手に仕上げる意向だ。

 格下が相手では呼吸も乱れない。高安は23番を取っても平然としていた。「(自分の)息が上がるようにね。ゆったりやると時間もかかる。鳴戸部屋時代を思い出して」。部屋伝統で「待ったなし」の稽古でペースを上げたが、相手がついてこられなかった。息も絶え絶えの豊山(23)=時津風=を尻目に「思ったより少なかった。30番くらいやりたかったんだけど、小柳(豊山)がへばっていたから」と消化不良を強調した。

 毎場所、兄弟子・稀勢の里と「待ったなし」を含めた三番稽古で調整してきた。格上の力士にぶつかるのが高安流の調整。故障明けの横綱は関取衆と相撲を取れる状態まで回復していないため、単身での出稽古生活を強いられている。「(横綱と格下との相撲は)違いますね。だから、それに近い稽古、それ以上の稽古をしなきゃいけない」。連日、自身を追い込んでいるが、物足りない。

 解決策は格上との稽古だ。「横綱とか大関がいる所に行った方がいい。かわいがられた方がいい」。時津風部屋には4日から2日連続で大関・照ノ富士(25)=伊勢ケ浜=も出稽古に来ていた。だが、大関の体調が悪く胸を借りられなかった。「やりたかった? まあ…大関がやりたければですね」。番付社会の相撲界。格下からの逆指名は難しい。

 モヤモヤしていると、朗報が飛び込んだ。白鵬が出稽古を歓迎しているというのだ。「本当ですか。宮城野部屋へ出稽古? それもいいですね」と目を輝かせた。「僕にとっては今週だけでなく来週もゴールデンウィーク。大事な2週間ですから」。大関昇進には今場所2ケタ勝利がノルマになる。数々の記録を打ち立てた名横綱の胸を借り、黄金週間を過ごす。

最終更新:5/6(土) 6:06

スポーツ報知