ここから本文です

【巌流島】57キロ差の無差別級に挑んだ菊野が右すね裂傷流血で無念の無効試合…土下座で涙

スポーツ報知 5/6(土) 20:34配信

◆巌流島 WAY OF THE SAMURAI 2017 ▽無差別級 ジミー・アンブリッツ(無効試合)菊野克紀(6日、千葉・舞浜アンフィシアター)

 巌流島のエース・菊野克紀(35)=沖縄拳法空手=が、体重差57キロもある“暴走機関車”ジミー・アンブリッツ(40)=MMA/米国=との無差別級に挑み、右のすねから大出血するアクシデントに見舞われ、無念の試合不成立(無効試合)となった。

 前日計量で菊野が77・3キロに対して、アンブリッツは134・4キロ。菊野は7キロ増量したとはいえ、総合格闘技ではあり得ない勝負に挑んだ。元KOTC世界スーパーヘビー級王者で日本ではDREAMにも参戦した巨漢に向かった菊野は、序盤から距離をとりながら打っていく戦法に。三日月蹴りなどを狙いながら、放った右ローキックを、アンブリッツが巨木のような足でガード。その後、菊野のすねから血が流れた。

 出血の量を重く見たドクターが試合を中断。審判団の協議で「偶然の事故」として無効試合と決定した。場内も騒然としたが、「すねから骨が見えている」とアナウンスされると、ストップに納得する拍手が起こった。菊野は無念の表情で涙を流し、土下座してファンに謝罪。アンブリッツは菊野を抱きかかえて、その闘志に敬意を表した。

 試合後、菊野はインタビュールームに現れず、広報担当は「あまりにもひどい状況なので、応急手当をしてから病院に搬送します。コメントができる状況ではありません」と説明した。無謀な挑戦と言われているが、試合では菊野がペースをつかみかけており、勝機はあった。再戦が待たれる。(小林 久剛)

最終更新:5/6(土) 22:00

スポーツ報知