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東海大静岡翔洋が25年ぶりV、静高に3点先制許すも昨秋の雪辱果たす

スポーツ報知 5/7(日) 8:03配信

◆高校野球春季静岡県大会▽決勝 東海大静岡翔洋4-3静岡(6日・草薙球場)

 翔洋が春の県王者に輝いた。決勝で静岡(推薦)と対戦した東海大静岡翔洋(中部1位)は、3点を追う7回に左腕エース・飯沢万里(3年)の左中間突破三塁打など4安打を集中して逆転。4―3で東海大工時代の1992年以来25年ぶりとなる優勝を飾った。両校が出場する東海大会(26日開幕・三重)の組み合わせは16日に決まる。

 翔洋が頂点に立った。春は25年ぶりで、99年に東海大一と東海大工の統合で誕生してからは初めて。翔洋としては04年夏以来の県タイトルだ。最後の打者を内角への速球で三振に仕留めた飯沢は、三塁手の森千明主将(3年)と笑顔で抱き合い、「きつかった。1イニング1イニングを長く感じた」と笑った。

 雪辱がかかっていた。昨秋の県大会3位決定戦で1―6で敗れて東海切符を逃して以来、「打倒・静高」を目標に練習してきた。そんなナインの思いが7回の攻撃につながる。2死二塁から7番・貞岡千秋(2年)が四球を選ぶと、飯沢が左中間へ三塁打を放って1点差。続く平嶺大和(3年)が「絶対に飯沢を返す」と左前へ同点打だ。

 まだ終わらない。次打者が四球でつなぐと、森主将が三遊間を破って勝ち越しに成功。9人攻撃で試合を一気に引っ繰り返して「最高でした」と主将が言えば、元巨人選手で就任2年目の原俊介監督(39)も「みんなが一丸となった」と選手を褒めた。

 飯沢の好投も光った。3回までに7安打を許したが、3点を失って「力みが抜けた」という。コースを丁寧に突いて4―8回は一人も走者を許さなかったことが7回の逆転につながった。東京・上一色中時代は1番打者で、「バッティングもいいんです」と指揮官。飯沢も「次につなぐつもりで思い切り振りました」と殊勲の三塁打を振り返った。

 県王者として臨む東海大会でも勝ち進む。そして夏につなげる。調布シニアで清宮幸太郎(早実)と同期だった森は「当時の仲間と夏の甲子園で会いたい。まだ通過点です」と気を引き締めていた。(里見 祐司)

最終更新:5/7(日) 8:03

スポーツ報知

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