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【日本ハム】首位打者・近藤の代役・矢野が2年ぶりスタメンで殊勲打「気合入れて打った」

スポーツ報知 5/7(日) 6:04配信

◆オリックス2―5日本ハム(6日・京セラドーム大阪)

 日本ハムが「代役」の活躍で連勝を5に伸ばした。右膝を痛め欠場した打率4割の首位打者・近藤の代わりに「3番・指名打者」で2年ぶりにスタメンに抜てきされた矢野が3回、一時逆転となる2点適時二塁打を放てば、左かかとの痛みで抹消された中島の代役・石井一が2安打1打点。大谷を含め、今季負傷者が続出した“京セラドームの呪い”を全員野球で解き放った。

 技術と強い気持ちではじき返した。矢野が引っ張った打球は勢いよく左翼線へ伸びた。1点を追う3回1死一、二塁。コークの142キロの直球をとらえた。一時逆転の2点適時二塁打。36歳のムードメーカーの劇打にベンチは大盛り上がりだ。代打の切り札が15年10月5日のロッテ戦(QVCマリン)以来の2年ぶりのスタメン抜てきに応え「強いボールを投げているから、ポイントを前にして振りにいった。気合入れて打ったよ」と声を弾ませた。

 冷静だった。近藤が前夜の試合で右膝に死球を受け欠場。打率リーグトップの4割打者が座っていた「3番」に矢野が入った。巨人時代の13年9月26日ヤクルト戦(神宮)以来4年ぶり2度目の打順にも「関係ない。昨日(5日)から(先発出場が)あるかなと思っていた。多少緊張したけど、自分の出来ることに全力を注ごうと思った」と平常心。1打席目こそ三振を喫したが、いつもならないはずの2打席目で対応してみせた。

 矢野だけじゃない。不動の正遊撃手だった中島の代役・石井一もしっかり役割を果たした。8回にはリードを2点に広げる貴重な適時三塁打。この日、23歳の誕生日を迎えたルーキーは「(中島)卓さんの仕事をするのは難しい。ルーキーらしく、はつらつと思い切りプレーをしたい」と全力だった。

 全員野球で呪いも解いた。京セラドームでは先月に大谷、中田が負傷。そして5日には近藤、中島と主力のけがが相次いだ。試合前の練習中には関係者が大谷、中島が負傷した一塁ベース付近にそっと少量の塩をまき、お清めも行った。キーマン2人を欠きながら連勝を5に伸ばした栗山監督は「レギュラーに何かがあった時、ポンと出てきて奪うのがプロ野球の歴史。誰かがチャンスをいかしてくれると思っている」。ベストメンバーはなかなかそろわないが、総合力で上を目指す。(岸 慎也)

最終更新:5/7(日) 8:28

スポーツ報知

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