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リオのキリスト像、黄色に輝く

5/6(土) 20:52配信

MEGABRASIL

ライトアップによるキャンペーン

5月2日(火)、ブラジル、リオデジャネイロのシンボルでもある、コルコバードの丘にそびえたつキリスト像(クリスト・ヘデントール)が黄色に輝いた。

キリスト像がリオに建造されたのは1931年10月12日とのこと。これまでもキリスト像は、赤や青、レインボーカラーなど、さまざまな色に姿を変えてきた。

リオのキリスト像の黄色いライトアップは、「黄色の5月」と題されたキャンペーンの一環で行われたもの。このキャンペーンは2014年にはじまった。

リオデジャネイロ州交通局によると、リオ市でのライトアップは1日に同局事務所からはじまり、2日からキリスト像と、グアナバラ宮(リオ州政府)がライトアップされたという。リオ州交通局とグアナバラ宮は5月いっぱい、黄色のライトアップが続けられる。

キャンペーンは、高い数値を記録している交通事故による死亡や負傷者数に、社会の注目を集めることを目的に行われているもの。毎日の通勤をはじめ、交通機関を利用する市民ひとりひとりに、責任とリスク評価に対する意識を即することを目指している。

ブラジル保健省によると、2015年の時点でブラジルでは1年間に4万5000人以上が命を落としているという。

ブラジルではライトアップによる啓発キャンペーンでは、乳がん月間に行われる「ピンクの10月」や、世界前立腺がん予防デー(11月17日)にちなんで行われる「青の11月」が広く知られていることから、これらのキャンペーンにインスピレーションを得て行われているという。

キャンペーンのカラーに黄色が選ばれたのは、黄色は交通信号における警告を表わす色であるためだという。

またピンクリボン運動などと同様に、「黄色の5月」でもイエローリボンがキャンペーンのシンボルとなっている。

キャンペーンはリオ州だけでなく、首都ブラジリアの大統領府でもライトアップが行われたほか、サンパウロ市では市の交通局庁舎に大きなイエローリボンが掲げられた。

(文/麻生雅人)

最終更新:5/6(土) 20:52
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