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船橋市内に「習志野」で混乱 飯山満(はさま)はネットで話題 【難読 珍読 地名あれこれ】

5/6(土) 10:20配信

千葉日報オンライン

 東葉高速鉄道・飯山満駅(千葉県船橋市)がインターネットの「全国難読駅名」などで取り上げらたことから、鉄道ファンの間では全国区の知名度に。「はざま」と誤読されることも多いが「はさま」が正解。

 江戸時代から既にこの地名が付けられていた。狭い谷間にある地域で、全国にある同様の地形の地名の多くは「狭●」(●=門構えの中に月)または「迫間」と書く。

 地元では「米(飯)が山ほどとれた」からという説が有力だが、「山ほどとれたらいい」との願いが込めらたという説もある。

 また、船橋市なのに「習志野」が付く地名も多く、しばし混乱を招いている。ちなみに、陸上自衛隊習志野駐屯地は船橋市内にあり、自動車の「習志野ナンバー」は船橋市の習志野自動車検査登録事務所が取り扱っているため、船橋の習志野というのが本来の意味だ。

 かつて船橋、習志野、八千代、千葉にまたがる広大な陸軍演習場があり、明治天皇が行幸した際に「習志野原」と命名された。戦後の町村合併で「習志野原」が分散し、船橋市にも習志野の地名が残った。

 新京成線「習志野駅」も船橋市にある。習志野開拓地の入り口ということで1948年に開業。習志野市が誕生したのはその6年後だった。
(船橋支局 田中誠)