ここから本文です

竹内結子、山口百恵も!ミシマ文学映画に挑んだ実力派俳優・女優たち

5/6(土) 7:10配信

dmenu映画

戦後日本の文学をけん引した作家・三島由紀夫の異色SFを映画化した『美しい星』が5月26日(土)より公開されます。原作の “核戦争の脅威”から“地球の人口増によるエネルギー問題”にテーマを移し、突然、宇宙人として“覚醒”した一家が世界の危機に警鐘を鳴らします。

【画像】井の頭公園で歌う 橋本愛

ミシマ文学の映画化は実に11年ぶりとなる本作は、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督の下、亀梨和也が“水星人”の長男、リリー・フランキーが“火星人”の父、橋本愛が“金星人”の長女……と、それぞれ宇宙人を熱演しています。

それぞれ活躍目覚ましい俳優陣が難役に挑んでいますが、これまでのミシマ文学の実写化作品をひも解いてみると、実に多彩な俳優陣がその文学の世界の住人を演じてきています。

『春の雪』 妻夫木聡&竹内結子が“淡い恋心”を抱く幼なじみを好演

行定勲監督作『春の雪』は、三島由紀夫、最後の長編シリーズ『豊饒の海』4部作・第1巻を映画化した作品です。大正初期の華族社会を舞台に、惹かれ合うも結ばれなかった幼馴染みの男女の恋を描いています。

この悲恋を体現したのは、『ウォーターボーイズ』(2001年)や『ローレライ』(2005年)など幅広いジャンルで活躍し始めた妻夫木聡と、『天国の本屋 恋火』(2004年)、『いま、会いにゆきます』(2004年)など主演作が相次いだ竹内結子……というノリにノっていた2人。気高く華やかな上流階級世界の映像美と、三島文学の集大成ともいえる詩的で耽美な世界がスクリーンに広がります。

『潮騒』 山口百恵&三浦友和のゴールデンカップル出演

“ゴールデンカップル”と呼ばれた山口百恵と三浦友和が共演した『潮騒』は、1954年に三島が書き下ろした10作目の長編小説が原作の作品です。もともと古代ギリシアの恋愛物語「ダフニスとクロエ」に着想を得たと言われています。伊勢湾に浮かぶ島で漁師をする若者・新治(三浦)と、縁談話が進む裕福な娘・初枝(山口)との初めて恋が描かれています。

嵐でびしょ濡れになった服を乾かす裸の初江が、たき火の向いに座る新治に「その火を飛び越えてこい!」とはっぱをかける煽情的なシーンで知られるこの作品は、なんとこれまで5回も映画化されていて、1964年度版では吉永小百合も若きヒロインとして大胆な演技を披露しています。

1/2ページ

最終更新:5/6(土) 7:10
dmenu映画