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ロストバゲージどう防ぐ? ターンテーブルでも工夫 JALに聞く飛行機の手荷物管理

乗りものニュース 5/6(土) 7:10配信

ロストバゲージに遭遇した経験

 飛行機に搭乗するとき、空港のカウンターで預ける手荷物(受託手荷物)。それ行方不明になることなどを意味する「ロストバゲージ」という言葉もありますが、無事に手荷物が目的地へ届き、搭乗客の手元へ戻るよう、裏側ではさまざまな工夫が行われています。その様子を、羽田空港の国内線ターミナルでJAL(日本航空)に取材しました。

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積み間違い防止のために

 JALの羽田空港国内線ターミナルでは、普段はおよそ1万個、繁忙期には2万個といった数の受託手荷物を扱っているそうですが、JALグランドサービスの安田秀明さんによると、ロストバゲージはほとんど発生していないといいます。

 それを実現する工夫は、まず「目視」、そして「コンテナに手荷物リストを貼って積み込む際に照合する」「バーコードで管理する」といった仕組みです。

 JALグランドサービスの安田さんは、かつて海外でロストバゲージに遭遇したことがあり、「そうしたことは起こらないと思っていましたが、嫌な気持ちになりました」と話します。

 実際に起こりうる、しかし搭乗客にとっては起きなくて当たり前のロストバゲージ。その任務に携わる安田さんは、ロストバゲージはゼロが当たり前なのではなく、毎日の努力で達成するものという意識で日々、仕事をしているそうです。そこにやりがいも感じるといいます。

 また、搭乗客が飛行機を乗り継ぐ場合は受託手荷物に目印をつけるほか、到着と出発の担当者によるダブルチェック体制を敷いているとのこと。搭乗しなかった人の受託手荷物も、どこにあるかすぐ分かるようになっているそうです。安全を考えると、時間までに搭乗口へ現れなかった人の荷物を載せて飛ぶわけにはいきません。

預けた手荷物、早く受け取る方法はある? ない?

 到着地で、預けた手荷物が早くターンテーブルへ流れてくるようにするには、どうしたらよいのでしょうか。手荷物をどのくらい前に預けたかによって変わるともいわれますが、JALグランドサービスの安田さんによると、同じクラスに搭乗する場合、大きな違いはないそうです。

 手荷物をコンテナに積む際、重いものを下にするなど、大小さまざまな手荷物を壊れないよう、バランスを取りながら“パズル”のように入れていきます。預けられた順番に積んでいるわけではありません。

 確実に早くターンテーブルへ流れてくる手荷物は、優先度が高い上級クラスの搭乗客などが預けたものです。そうした手荷物はコンテナへ積むときひとまず横へよけておき、早く出せる場所に入れるほか、乗り継ぎに時間がない人の手荷物は、一般の受託手荷物のコンテナ貨物室ではなく、バルク貨物室へ「バラ積み」し、出しやすいようにするそうです。

 安田さんによると、飛行機が到着してエンジンが停止次第、すぐに作業を開始。10分もかからず、手荷物をターンテーブルへ持っていけるとのこと。またその際、待たせないよう、分割して逐次輸送し、荷物の流れを止めないようにしているといいます。

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最終更新:5/6(土) 7:50

乗りものニュース