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メルセデス・ベンツ 新型 Eクラスの注目モデル、高性能版”AMG E43 4MATIC”と、人気No.1のディーゼル”E220d”に試乗

5/6(土) 15:10配信

オートックワン

コンパクトからSUVまで多彩に拡がるメルセデスの中でEクラスが果たすもの

どこの自動車メーカーも規模の拡大に伴って車種の数を増やすが、近年で特に顕著なのはメルセデス・ベンツだろう。以前は今以上に高級車メーカーの性格が強く、1970年代の中盤までは商用車を除くと基本的にセダンとクーペだけを造っていた。それが2000年前後からバリエーションが急増して、今ではコンパクトなAクラスやCLA、SUVのGLAやGLSなどをそろえる。

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このような状態になるとブランドイメージが曖昧になりやすい。それでもメルセデス・ベンツの販売店からは「小さなクルマに乗り替えるユーザーが増えた今では、高級車のイメージが不利に働く。800万円以上のクルマしか扱っていないと誤解しているお客様も多い。価格を300~400万円に抑えたAクラスやGLAが重要になった」という意見が聞かれる。

そうなるとブランド性を維持する上では、Eクラスも大切だ。伝統的なメルセデス・ベンツの高級感を受け継ぎ、1980年代の前半に190E(W201型)が登場するまでは、LサイズのSクラスと対比してW123型などは「コンパクトメルセデス」と呼ばれた。今はEクラスも大型化したが、ブランドを代表する中心的な位置付けに変わりはない。

世界最先端の安全運転支援システムが備わる新型Eクラス

そして現行の新型Eクラス(W213)は設計が新しい。日本仕様は2016年7月にセダンがフルモデルチェンジを受け、11月にはワゴンも一新された。注目される装備として、運転支援技術のドライブパイロットを採用している。一定の車間距離を維持しながら先行車に追従走行する機能では、ステアリングの制御も綿密に行う。

ドライブパイロットもほかの運転支援技術と同様、ドライバーがハンドルを保持しない時は警報を発するが、それでも反応がない場合、意識を失ったと判断して緩やかに速度を下げる。最終的にはハザードランプを点滅させながら停車して、電動パーキングブレーキを作動させる仕組みだ。ハンドルが保持されない時に運転操作の不作為と判断して制御を終えるほかのシステムとは異なり、ドライバーに対する信頼と、車両側で責任を持つ考え方を備えている。

今回は注目度の高いメルセデス・ベンツの新型Eクラスについて、まだご紹介していなかった新型ディーゼルエンジン搭載の”E220d アバンギャルドスポーツ”セダンとステーションワゴンと、そしてスポーツグレード”メルセデス AMG E43 4MATIC”セダンの3グレードについて、まとめて試乗した。

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最終更新:5/6(土) 15:10
オートックワン