ここから本文です

YOSAKOI「踊る夏」小説に 批判的視点も 札幌のOL作家田丸さん

北海道新聞 5/6(土) 11:01配信

「好きなものを好きと」

 札幌市在住の会社員で小説家の田丸久深(くみ)さん(28)が、小説「YOSAKOIソーラン娘 札幌が踊る夏」(宝島社文庫)を出版した。YOSAKOIを通じて成長する主人公とともに、祭りに批判的な人たちの存在も描いており、田丸さんは「YOSAKOIに限らず、好きなものを好きと言えるよう背中を押す本になれば」と話している。

【動画】子グマ見に来てね 登別、昭和新山

仕事も私生活もうまくいかない26歳の女性が

 舞台は札幌。仕事も私生活もうまくいかない26歳の女性が、1人で飲んでいた居酒屋で偶然、YOSAKOIチームに入るよう誘われ、前向きに変わっていく―という内容だ。

 「商業色が強い」「ダンスコンテストみたい」などの批判もあえて書いたのは、「これがリアルだし、批判される側の人の気持ちも考えてほしかったから」。自分に自信がなかった主人公が、YOSAKOIに打ち込んで成長する姿を通し、「自分に素直になることで一歩を踏み出せることを知ってほしい」と話す。

 主要書店で販売中。文庫判、312ページ。648円。

北海道新聞

最終更新:5/6(土) 11:01

北海道新聞