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脱・岡田准一…憧れの健さん撮り続けた2人との「夢の現場」経て

スポーツ報知 5/6(土) 16:00配信

主演映画「追憶」6日公開

 V6の岡田准一(36)が主演する映画「追憶」が、6日に公開初日を迎える。ジャニーズの中でも、演技派俳優としての地位を確立し、数々の話題作に主演してきた。今作は故・高倉健さんを撮り続けた降旗康男監督(82)とカメラマンの木村大作氏(77)のコンビとのタッグに挑んだ。高倉さんは、岡田にとっても憧れを公言し、追い求める存在。現場で感じた計り知れない重圧のほか、今後の目指すべき俳優像を語った。

【写真】トークショーを行った「追憶」の降旗康男監督、木村大作カメラマン、小栗旬

食らいついて

 数々の現場に立ってきた岡田にとっても、降旗監督と木村カメラマンという「レジェンド2人」との仕事は、かつて経験したことのない“異空間”だった。撮影から、ちょうど1年が経過。封切りを目前に、改めて、その貴重な現場を思い返した。

 「役者たちからすると、降旗さんとか大作さんと仕事がしたいと思うし、夢の現場。でも、何を得たかって言われると、まだ分からない。一生懸命悩んで、何とか食らいつこうとした時間を経験できてよかったとは、みんなで話してはいるけど、もっと、これが自分の中で(時間が過ぎて)過去の作品になってきた時に、大事な作品だったと思えると思う」

 最近はデジタル撮影が主流ながら“高倉組”はフィルム撮影を貫く。昭和の匂いを感じる現場を体験することを楽しみに、新鮮さを感じた一方、緊張感の連続だったという。

 「ある種、今は籠城して持久戦で撮っていくみたいな戦い方が主流。今回の現場は昔の刀で斬り合っていく撮り方、戦い方。一撃、一発本番。素材を撮っていくという現代の感覚とはちょっと違う何か、映して残していくという撮り方の怖さみたいなものがあった」

 当初、親子ほど年の離れた木村カメラマンから「岡田さん」と呼ばれることに抵抗があった。すぐに「大ちゃん」「准ちゃん」と呼び合う“仲”になったが、カメラを構える姿に、威厳を感じないわけにはいかなかった。

 「役柄として役を演じるので、ウソをつきに現場に来てるわけだけど、ウソをつけないというか。でも、作って入っている感じがあると『何か違和感ある』って、映してもらえない可能性もある。そういう伝説もいっぱい残っているし。気に入らないから撮らない、映さなかったとか。それを聞いているから」

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最終更新:5/6(土) 16:04

スポーツ報知