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ホークス中田「完投負け」が一転3勝目 8回2失点、130球熱投報われた

西日本スポーツ 5/6(土) 9:30配信

■ロッテ戦4連勝

 今季自己最長の8回を投げ終えた中田がベンチから味方の反撃を祈り、通じた。視線の先で繰り広げられた逆転劇。「なかなかこういうすごい展開にはならない。もちろん信じて見ていました」。黒星がクルリと白星に変わり、今季自己最多の130球の熱投が報われた。

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 持ち前の馬力を十分に発揮した。相手エース涌井との投げ合いで2点を先制され、気持ちを引き締めた。「涌井君なので3点目を取られたら厳しい展開になる。何とか2点で我慢していこう」。6回は先頭細谷に左翼への二塁打を浴びたが、追加点だけは許さなかった。

 「そんなに疲れている感じはしなかった。力みも取れてきた」。7、8回は三者凡退で片付け、8回にこの日最速の148キロを計測するほど尻上がりに調子を上げた。工藤監督も「最後まで球威は落ちていなかった。回を追うごとに良くなっていった」と評価した。

 その指揮官に誕生日星を贈った。「監督の誕生日だったし、チームに勝ちをつけられて良かった」。そしてこどもの日。球場では海風にこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいた。小学生のとき、修学旅行では「デザインが格好いい」と赤と紺と白を配した近鉄の帽子をかぶって写真に納まった思い出がある。芸術家岡本太郎がデザインした猛牛のロゴマーク。4月28日には南海のユニホームを着て、近鉄ユニホームのオリックス相手に6回1失点で2勝目。中6日の調整期間に2度のブルペン入りで直球の球威を取り戻し、自身2連勝だ。

 対ロッテ戦で4連勝、敵地千葉でも4連勝となったが、反省は忘れない。3回は先頭の8番田村への四球から2点を先制された。「下位への四球など反省しないといけない点もある。そこは次につなげていきたい」。一方、今季最多7投手が登板した4日の西武戦から移動もあってのデーゲームで8回を投げた意味は大きい。「長い回を投げて(リリーフを)休ませたい。これを続けていけたら」。タフネス右腕が最後に笑った。

=2017/05/06付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:5/6(土) 9:30

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