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元ロッテ・ドラ2川満 社会人で再出発 「グラウンドに出るのも嫌」イップス悩み…戦力外 「今は投げるの楽しい」

西日本スポーツ 5/6(土) 11:00配信

 元ロッテの川満寛弥投手(26)が、今季から社会人野球の沖縄電力でプレーしている。ドラフト2位で入団し、昨季まで4年間在籍したロッテでは1軍登板なし。故郷沖縄で再スタートしたサウスポーは、全国大会を目指して汗を流している。

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 4月の社会人四国大会で公式戦初登板。「今は投げることが楽しい。この環境を楽しんでいきたい」。7日からは九共大時代の4年間をすごした北九州市で行われる社会人野球九州大会で、10月30日開幕の日本選手権の出場権獲得を目指す。

 離島チームの宮古総合実高出身。高3夏は初戦でコールド負けしたほどだったが、九共大で才能が開花。落差の大きなカーブを武器に、3、4年時に2年連続で全国大会4強。3年時には大学生で唯一ワールドカップ日本代表に選ばれた。

 ロッテでも大型左腕として期待されたが、プロ2年目からは精神的な要因などで制球が乱れるイップスにも悩まされた。試合からも遠ざかり「ホームに投げられず、遠投ばかりしていた。グラウンドに出るのも嫌だった」と率直に口にする。

 メンタル面を改善するための本も読み、4年目の昨季は復調の兆しも見えていた。イースタン・リーグでは21試合に登板したが、秋に戦力外通告を受けた。「やっぱりという感じだった。つらいときの方が多かった」とプロ生活を振り返る。

 昨秋にトライアウトを受け、米球界挑戦の話もあったが、故郷にある沖縄電力入りを決断。社会人での最大の目標は都市対抗野球で勝利を挙げることだ。「チームで結果を出して、チャンスがあればもう一度、プロに挑戦したい」。どん底を味わった左腕は、野球人生の新章も見据えている。

 ◆川満寛弥(かわみつ・ひろや)1991年3月4日生まれ。沖縄県宮古島市出身。宮古総合実高から九共大に進み、福岡六大学野球リーグ戦で通算17勝5敗。2年春にMVP、3年春にベストナイン、防御率1位は2度。ロッテでは1軍登板は果たせなかった。188センチ、85キロ。左投げ左打ち。

=2017/05/06付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:5/6(土) 11:00

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