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青森空港ビル、ロビー拡張 来春リニューアル着工へ

デーリー東北新聞社 5/6(土) 15:00配信

 第三セクター・青森空港ビル(青森市、名古屋淳社長)は、同空港の旅客ターミナルビルをリニューアルする。国際定期便の新規就航や国内線充実を背景に、チケットロビーや待合室を広げるなど、増え続ける旅客の利便性確保を図る。2018年4月に着工、19年4月の供用開始を目指す。

 現ターミナルビルは一部3階建てで鉄筋コンクリート造り(延べ床面積約1万1千平方メートル)。供用開始から今年7月で30年を迎える。同社によると、老朽化が進み、手狭さも目立ってきたという。

 今回のリニューアルは約2千平方メートルを増築、約3500平方メートルを改修する計画。さらに、同社やテナントの事務所、倉庫などが入る事務所棟を、ビル西側に新たに整備する。

 増改築計画では1階のチケットロビーを拡張。これまで2階から階段で降りていた到着客が使うエスカレーターのほか、団体専用の待合室も新たに設ける。

 このほか、国内線の旅客が受け取る荷物のベルトコンベアーを1本から2本に増やす。国際線関係では、入国審査場・税関検査場を拡張したり、体に不審物を隠していないかを調べる「ボディスキャナー」を設置したりする。

 概算事業費は約19億円。9月末までに基本計画を策定し、10月に同社の取締役会で承認後、設計に取り掛かる。工事期間は18年4月から1年間を見込む。

 同社の田辺孝志総務部長は取材に、「国内外の定期便は現在4社が運航し、(7日からは)中国・天津との定期便も就航する。団体待合室などのスペースがなく、改善していきたい」と話した。

 県のまとめによると、16年度に青森空港の定期便、チャーター便を利用した旅客は108万7821人。5年連続で増加し、2年連続で100万人を突破した。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/6(土) 15:00

デーリー東北新聞社