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<PKO>第2陣の115人 青森に帰隊

デーリー東北新聞社 5/6(土) 22:45配信

 陸上自衛隊第9師団(司令部・青森市)を中心とし、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」など新任務を与えられた南スーダン国連平和維持活動(PKO)11次隊のうち、撤収第2陣の115人が6日、青森駐屯地に帰隊した。日焼けした隊員は、出迎えの家族や同僚ら約340人を前に隊列行進して元気な姿を見せた。

 同日帰国した陸自隊員の所属駐屯地は八戸が約50人と最も多く、青森約30人、船岡(宮城県)約20人、岩手約10人など。現地では主に道路などインフラ整備に当たり、他国宿営地の共同防護を含め、危険が伴う新任務は命令されずに約5カ月の派遣任務を終了。国際チャーター機で午前11時ごろ青森空港に降り立ち、正午ごろに駐屯地に着いた。

 屋内訓練場での帰国報告会では、撤収第2陣隊長の小林恵樹3等陸佐(43)=第5普通科連隊所属=が、壇上の納冨中(のうどみ・みつる)第9師団長に対し、「115名は異常なく帰国しました」と声を張り上げて報告。

 納冨師団長は「遠く離れた南スーダンの過酷な環境の中、厳しい任務を終えた諸官らの苦労を察する。肉体的、精神的にもしっかり休養を取り、次の任務に備えてほしい」とねぎらった。

 30代の息子が八戸駐屯地に所属するという70代の男性は、取材に「入場してきた息子と目が合った。顔が日焼けして、スマートになっていた。残りの隊員も無事に帰ってきてほしい」と帰国を喜んだ。また、一戸町の60代夫婦は、会場で40代の長男=青森駐屯地所属=の姿を見つけ、「緊張しているように見えた。何事もなく帰って来て安心した」と目に涙を浮かべた。

 11次隊は今後、14日に約130人、27日に約40人が帰国して撤収を完了する。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/6(土) 22:45

デーリー東北新聞社