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懐かしき情景思い 1963年、国鉄川崎駅前の模型展示

カナロコ by 神奈川新聞 5/6(土) 12:01配信

 JR川崎駅前の半世紀前を再現した大型模型や当時の写真で振り返る企画展が5日、川崎市川崎区本町の東海道かわさき宿交流館で始まった。川崎の玄関口の往時の町並みを立体的に楽しめる。7月30日までで、入場無料。

 企画展「50年前の川崎駅前」は、同市市民ミュージアムから借りた大型模型と写真約40点で構成。模型は東京五輪を翌年に控えた1963年の国鉄川崎駅前の様子を縮尺200分の1(縦2・2メートル、横2・2メートル)で再現した。

 戦後の焼け野原から18年経過し、当時の駅前は既に町場としてにぎわいを見せていた。模型の中でも、県内初だった地上5階建ての駅ビルのほか、小美屋、さいか屋、岡田屋の三つのデパート、銀柳街のアーケードなどが確認できる。

 一方で、駅前ロータリーと繁華街の間に高架化されていない京浜急行が走り、現在ヨドバシカメラが入る建物の場所には完成したばかりの川崎日航ホテルが見える。同区で生まれ育った小笠原功副館長(73)は「半世紀たつとどれだけ街が変わるのか。模型や写真を見ながら、おしゃべりするのも楽しいと思う」と話している。

 当時の写真展示では、朝のラッシュ時に京浜急行の踏切付近で混雑する通勤客、駅前を走るトロリーバス、現在は複合商業施設「ラ チッタデッラ」の場所にあった映画街のにぎわいなどを紹介している。

 午前9時~午後5時。月曜休館。月曜が祝日の場合は翌日火曜が休館。同交流館電話044(280)7321。

最終更新:5/6(土) 12:01

カナロコ by 神奈川新聞