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大雨で増水、行楽客54人孤立 全員を救助 沖縄本島の源河川と平南川

5/6(土) 9:30配信

沖縄タイムス

 5日午後2時半ごろ、沖縄県名護市の源河川と大宜味村津波の平南川中流の「ター滝」周辺が大雨で増水し、親子連れなど18歳未満の子ども22人を含む行楽客54人が取り残された。名護市消防本部と国頭地区行政事務組合消防本部が救助にあたり、源河川では午後7時2分、平南川では午後6時1分までに、全員を救助した。けが人はいなかった。

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 名護市の西部付近では5日午後1時半~2時半までの1時間に、解析雨量で約60ミリの非常に激しい雨が観測され、名護地区には午後2時46分、大雨・洪水警報が発令されていた。

 名護消防によると、午後2時半、源河川近くを通りかかった人から「増水し、向こう岸から戻れない家族がいる」と119番通報があった。国頭地区消防にも午後2時37分、ター滝付近で川岸に取り残されている人がいるとの通報があった。

 現場では濁った水が大量に流れる中、駆け付けた救助隊が川の対岸にロープをかけ、流されないよう一人一人を支えながら対岸に誘導。源河川では3カ所から21人、ター滝は5カ所から33人が救助された。

 県土木建築部河川課によると、源河川の最高水位は午後3時50分に1・71メートルまで増水し、昨日の同じ時間(32センチ)と比べると1・39メートル高くなっていた。

 両河川では、過去にも増水で行楽客らが一時孤立する事故が起きている。ター滝では2016年に外国人18人、源河川では14年に9人が取り残され、いずれも消防などによって救助された。

最終更新:5/6(土) 18:10
沖縄タイムス