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B29搭乗兵を慰霊 田辺市龍神村

紀伊民報 5/6(土) 17:00配信

 和歌山県田辺市龍神村殿原区(宮本卓美区長)は5日、惣大明神そばにある慰霊碑前で、太平洋戦争末期に地元に墜落した米軍爆撃機B29の搭乗兵の慰霊祭を営んだ。多くの参列者が平和を願い、犠牲者の冥福を祈った。

 B29は1945年5月5日午前11時ごろ、殿原上空で日本の戦闘機に撃墜された。B29には11人が乗っていて、7人は墜落時に死亡、4人はパラシュートで脱出したが、後に3人が処刑され、1人は不明とされている。

 墜落の翌月には現場で仏式の供養があり、以後地元では、毎年慰霊祭を営んでおり、今年で73回目になる。慰霊碑は水害や道路拡幅で何度か移設し、現場から1キロほど離れたいまの場所になった。

 慰霊祭では、大応寺(龍神村東)の松本周和住職(69)の読経に続いて、カトリック新宮教会のジョー・ブロデリック神父(72)が祈りをささげた。参列者が焼香し、カトリックの信者らが聖歌を歌った。

最終更新:5/6(土) 17:00

紀伊民報