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ユーモラスに御田植祭 田辺市稲成町

紀伊民報 5/6(土) 17:01配信

 和歌山県田辺市稲成町の伊作田稲荷(いさいだいなり)神社で5日、豊作を祈願する「御田植祭神事」が営まれた。総代らが、稲作にまつわる一連の作業をユーモラスに演じ、参拝者の笑いを誘った。

 毎年5月5日に営まれる神事で、市の無形民俗文化財に指定されている。

 社殿前に、縄を張って水田に見立てた囲いの中でみこが舞を奉納。その後、中田康治総代長(67)の司会に沿って、白装束姿の総代が「あぜ草刈り」「あぜ削り」「あぜ塗り」と田植えに至る作業を次々と演じた。

 続いて張り子の牛が登場。田おこし、代かきを演じた。途中、牛が疲れて座り込んだり、暴れたりして笑いを誘った。

 境内には多くのアマチュアカメラマンが訪れ、シャッターチャンスを狙った。

 最後に総代の妻らが、かすり着物姿で早乙女(さおとめ)となって、田植えや稲刈りをして締めくくると、参拝者から大きな拍手が起きた。

最終更新:5/6(土) 17:01

紀伊民報