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NY外為(5日):ユーロ上昇、一時1.1000ドル-仏決選投票控え

Bloomberg 5/6(土) 5:15配信

5日のニューヨーク外国為替市場では、フランス大統領選の決選投票を7日に控える中でユーロが上昇し、対ドルで1ユーロ=1.1000ドルを付けた。一方でブルームバーグ・ドル・スポット指数は下落した。

仏大統領選に市場の注目が集まる中、ユーロは昨年11月9日以来の高値を付けた。大統領候補2人による討論会の結果を受けてユーロは週初から1%超の上げとなっており、一部では7日の選挙結果判明後も上昇が続くと予想されている。仏大統領選挙の第1回投票で中道のマクロン前経済相と極右のマリーヌ・ルペン氏が決選投票への進出を決めた後、ユーロは上げ幅を拡大。選挙前のブラックアウト期間に先立ち実施された直近の世論調査では、マクロン氏が引き続き大きくリードしている。

ニューヨーク時間午後5時現在、ユーロは対ドルで前日比0.1%上げて1ユーロ=1.0998ドル。一時1.1000ドルを付けた。対円では0.3%上昇の1ユーロ=123円93銭。

主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%下落。ドルは対円で0.2%上昇し1ドル=112円71銭。

朝方発表された4月の米雇用統計では、4月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比21万1000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は19万人増だった。前月は7万9000人増(速報値9万8000人増)に下方修正された。家計調査に基づく4月の失業率は4.4%と、前月の4.5%から低下し、2007年5月以来の低水準。エコノミスト予想は4.6%だった。雇用統計を受けてドル指数は一時上昇したものの、その後下げに転じた。

この日は複数の米金融当局者が講演。ただイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長とフィッシャーFRB副議長は米経済について発言しなかった。セントルイス連銀のブラード総裁はロイター通信とのインタビューで、年内あと1回の利上げには反対しないだろうと述べた。またサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、次の危機が訪れる前に物価政策を再検討すべきと指摘。ボストン連銀のローゼングレン総裁とシカゴ連銀のエバンス総裁はパネル討論会で、当局のバランスシート縮小を支持した。

原題:Euro Climbs to Near 1.1000 Before Sunday Vote as Dollar Drops(抜粋)

第4段落以降を追加し、更新します.

Alexandria Arnold, Dennis Pettit

最終更新:5/6(土) 6:34

Bloomberg