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米国株(5日):上昇、S&P500種とナスダックが最高値更新

Bloomberg 5/6(土) 5:56配信

5日の米株式相場は上昇し、S&P500種株価指数が終値ベースの最高値を更新した。原油など商品(コモディティー)相場の持ち直しで資源株が買いを集めた。午後には米金融当局者の発言を受けて経済への楽観的な見方が広がり、上値を伸ばした。

S&P500種株価指数は前日比0.4%高の2399.29と続伸し、3月1日につけた最高値(2395.96)を上回って終了した。ただ週足では0.6%高と小幅高にとどまった。ナスダック総合指数は0.4%上げて6100.76と、やはり過去最高値で終えた。ダウ工業株30種平均は55.47ドル(0.3%)高の21006.94ドル。

米労働省が朝方発表した4月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比21万1000人増。エコノミスト予想を上回る伸びで、年初の雇用伸び悩みは一時的な現象だったとの見方を強めた。賃金の伸び悩みが示されたことで追加利上げに関する見通しは不透明になったが、連邦公開市場委員会(FOMC)が6月の会合で利上げするとの見方を変えるには至らなかった。この日は米金融当局者の講演が相次いだが、最新の見通しの変更を呼びかける声は出なかった。

LPLファイナンシャルの資産運用戦略責任者、マシュー・ピーターソン氏は電話取材に対し、「6月会合で利上げがあるとここまで確実視されているので、予想をよほど大きく外さない限り相場は動かないという状況で、今回はそうならなかった」と指摘。「雇用者数の増加は予想を上回ったが、金融当局は賃金が伸びていくかどうかに今後より注目するようになる、というのが最も重要なポイントだ」と話した。

この日のS&P500種セクター別では、エネルギーと電気通信サービスが上昇。一方、金融は0.1%下げた。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチのストラテジストはEPFRグローバルのデータを引用し、3日までの1週間に米国の株式ファンドから93億ドルの資金が流出したと明らかにし、これは直近6週間で2番目に大きいと指摘した。

原題:U.S. Stocks Hold Steady After After Payrolls; Financials Slip(抜粋)原題:S&P 500 Rises to Record as Oil Rebounds, Jobs Grow: Markets Wrap(抜粋)原題:MARKET WRAP: U.S. Stocks Advance After Payrolls as Energy Jumps(抜粋)

第4段落以降を追加し、更新します.

Oliver Renick

最終更新:5/6(土) 6:42

Bloomberg