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米国債(5日):ほぼ変わらず、雇用統計で一時下落も下げ埋める

Bloomberg 5/5(金) 22:01配信

5日の米国債はほぼ変わらず。午後は小幅なレンジで推移した。朝方は米雇用統計を材料に売りが先行した場面もあった。

ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りはほぼ変わらず2.35%。

投資適格級の社債発行もなく、午後の米国債取引は材料が乏しかった。今週末はフランスで大統領選挙の決選投票が実施される。ラジオ・クラシックが5日発表したオピニオンウェイの日次世論調査によると、無所属のマクロン前経済相が国民戦線(FN)を基盤とするマリーヌ・ルペン氏を62%対38%でリードしている。

米東部時間午前8時半に雇用統計が発表された直後の15分間は10年債利回りが大きく動いた。市場予想を上回る雇用増を手掛かりに一時国債が売られたが、3月の雇用統計が下方修正された点や前年比で伸びが減速した賃金に注目が集まると相場は反転した。

オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)取引に基づくと、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施される確率は約75%となっている。雇用統計発表前は70%だった。9月のFOMC会合では利上げが完全に織り込まれている。

米労働省が発表した4月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比21万1000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は19万人増だった。前月は7万9000人増(速報値9万8000人増)に下方修正された。

平均時給は前年同月比で2.5%増と、前月(2.6%増)から減速、昨年8月以来で最も低い伸びだった。

原題:Treasuries Stable After Jobs Report Proves Low-Volatility Affair(抜粋)Macron Seen Defeating Le Pen 62%-38% in OpinionWay Poll(抜粋)U.S. Job Gains Rebound; Unemployment at Pre-Crisis Low (Correct)(抜粋)

第3段落を追加し、第5段落以降を追加します.

Jeremy Herron, V Ramakrishnan

最終更新:5/6(土) 6:37

Bloomberg