ここから本文です

サモ・ハン、65歳でアクション現役!引退検討は「動けなくなってから」

シネマトゥデイ 5/7(日) 7:00配信

 香港アクション映画界を牽引してきたサモ・ハンが、監督兼主演映画『おじいちゃんはデブゴン』(5月27日公開)と、アクション監督を務めた『コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝』(6月10日公開)のプロモーションのため約11年ぶりに来日、映画への思いと共に、盟友であるジャッキー・チェン、ユン・ピョウとの再共演の可能性についても語った。

【動画】サモ・ハン来日インタビュー映像

 認知症の疑いのある元軍人の老人が、マフィアの抗争に巻き込まれた隣家の少女を守るため奔走する姿を描く『おじいちゃんはデブゴン』。本作で約20年ぶりにメガホンを取ったサモ・ハンは、「まず脚本と人物設定が気に入った。それと(出演者に)スターはいても大スターはいない。きっと、自分のやりたいことを好きなようにやれるだろうって思ったのです」と理由を明かす。

 「大スターはいない」と言うものの、プロデューサーのアンディ・ラウが少女の父親という重要な役どころで出演しているほか、ユン・ピョウ、ツイ・ハーク、ディーン・セキなど往年の香港映画界のスターらが随所でゲスト出演。サモ・ハンは「観客が彼らを見て懐かしく感じたり、リスペクトを感じたりすることが大事だと思ってね。電話を一本入れて、『暇か?ちょっと一日遊びに来いよ』って誘ったんです」とその経緯を嬉しそうに語る。本作にはジャッキー出演のうわさもあったが、「確かにオファーをしてOKは出ていたんです。でも、彼が忙しくてね……」とかなわなかったという。

 ただ、ジャッキーやユン・ピョウとは今も交流があるといい、3人で昔のように映画を作りたいという思いも決して消えていないのか、「今、考えていて、宇宙へ行って戦うというのはどうかなって。3人で戦い始めて、どんどん月まで上がっていって戦うというのは面白いなって」と言うサモ・ハン。実現の本気度を問われると「わからない」と笑みを浮かべる。

 『コール・オブ・ヒーローズ』ではベニー・チャン監督とタッグを組み、アクション監督を担当。65歳にしてなお現役であり続けるサモ・ハンは、「動けなくなるまでアクションはやりたい」ときっぱり。「実は50歳前後で一度引退も考えたんです。でも、その後でアメリカへ行ったりして、たまたま出会ったある脚本が素晴らしくて。また自分でやろうという気を起こした」としみじみ。

 その時に「天から授かったこの能力、この才能、このチャンスがあるのになぜそれをどんどん使わないのかって。とことん使おう。本当に動けなくなった時に引退を考えよう」と思ったといい、「やれることはやっていく。自分の希望としては120歳から150歳まで現役でやれれば」と茶目っ気たっぷりに語った。(取材・文:名鹿祥史)

映画『おじいちゃんはデブゴン』は5月27日、『コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝』は6月10日より新宿武蔵野館、シネマート心斎橋ほか全国順次公開

最終更新:5/7(日) 7:00

シネマトゥデイ