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奥浜名湖に人の波 直虎ゆかりの龍潭寺拝観、例年の5倍

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/7(日) 7:43配信

 大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台になっている浜松市北区の奥浜名湖地域。ゴールデンウイーク(GW)期間中は例年を大幅に上回る観光客がどっと押し寄せ、主人公の井伊直虎ゆかりの地や観光名所を巡る様子が見られた。一方、観光客が集中したことで「おもてなしの課題」も浮かび上がった。

 GW終盤の6日、井伊家の菩提(ぼだい)寺の龍潭寺(北区引佐町)には乗用車や路線バスで観光客が続々と訪れ、本堂や庭園の見学を楽しんだ。拝観者数は連休中の多い日で5千~6千人と、例年の約5倍に膨らんだ。

 武藤宗甫住職(62)は「こんなに来たのは初めて。想定以上」と驚く。ドラマロケ地となった天白磐座(いわくら)遺跡や観光鍾乳洞「竜ケ岩洞」など寺周辺の名所もにぎわった。

 天竜浜名湖鉄道では遠州鉄道などと連携した乗り放題切符が人気を集めた。沢井孝光営業部長(46)は「1日では沿線を回りきれなかったのでもう一度乗りたい、という気持ちが起きてほしい」とリピーターの獲得に期待を寄せる。

 市が観光誘客の拠点に位置付ける大河ドラマ館(北区細江町)では、最大で通常の週末の2倍近い1日で約5500人が来館した。入館まで1~2時間待ちの行列ができた日もあり、「入館をあきらめて帰った人もいた。そういう人をドラマ館から別のスポットに案内しないといけない」と市の担当者。来訪者目線に立ったもてなしや、受け入れ面の対応不足を反省気味だ。

 奥浜名湖観光協会は待ち時間を有効活用してもらおうと、外で並ぶ来館者に浜松の名所を紹介するパンフレット配布を始めた。荘司哲事務局長(32)は「ゴールデンウイークの課題を整理して、観光客の満足度をもっと高めたい」と話した。

静岡新聞社

最終更新:5/7(日) 9:09

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS