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東海大翔洋、逆転で秋の雪辱 春季高校野球静岡県大会初V

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/7(日) 7:57配信

 ■飯沢、4回以降1安打

 「あの日からずっと静岡を倒すことを目標に練習してきた」。東海大翔洋の主将森と主戦飯沢は口をそろえた。昨秋の県大会3位決定戦で静岡に敗れ、東海大会への道を断たれた。その悔しさが、冬の鍛錬の原動力になった。原監督は「選手一人一人が課題を見つめ直し、頑張った結果」と相好を崩した。

 昨秋は静岡の竹内、池谷の継投の前に3安打に封じられた。4打席連続三振を喫した森は、両投手の速球と鋭い変化球に対応すべく振り込みを重ねた。県大会も準決勝まで無安打だったが、指揮官は「主将として守備で引っ張れ」と起用し続けた。その期待に、勝ち越し打を含む2安打で応えてみせた。森は「ベンチが気持ちを切らさず、声を掛け合えた」とチーム力の勝利を強調した。

 飯沢も「失点後の方が力みが抜けた」と四回以降は圧巻の投球。直球とスライダーで内外角を突き、ストライクゾーンを目いっぱい広く見せた。球の精度と球威を落とさず九回を投げ抜く体力を冬に培ってきた。「ピンチの時ほど勇気を持って投げられた」

 地区、県の8試合に登板した左腕は、心地よい疲労感に浸りながらも、「夏が本当の勝負」と慢心を自戒し、表情を引き締めた。

静岡新聞社

最終更新:5/7(日) 8:27

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS