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Facebook、世界の4人に1人が利用 20億人も目前に

ZUU online 5/7(日) 11:50配信

米Facebookが5月3日に発表した2017年12月期第1四半期決算によると、毎月フェイスブックを利用する人は19億3600万人となった。世界人口が約75億人と言われている中、実に4人に1人が利用している計算となる。前年同期と比較して17%増となっており、成長は止まらない。

■利用者数の増加はピークアウトの気配を見せない

フェイスブック利用者は順調に増加を続けている。日間アクティブユーザー(DAU)は前年同期比18%増の12億8400万人であった。前四半期比でも5%増となっている。

月間アクティブユーザー(MAU)は前年同期比17%増の19億3600万人であった。前四半期比は4%増となっている。

利用者数を四半期毎に着実に伸ばしており、世界人口の4人に1人が利用する規模にまで成長を果たした。フェイスブックの利用者数の増加はアジア・太平洋地域がけん引している。同地域の前年同期比増加率は27%となっており、欧米地域の6%増を大幅に上回る。先進国でもペースは緩やかながらも利用者数の増加は続けており、そこに新興国の勢いが加わる同社の成長はピークアウトの兆しが見えない。

フェイスブックの利用者数は他のSNSと比較しても群を抜いている。各社の公表資料によると、ツイッターのMAUは3億2800万人、LINEのMAUは1億7100万人、フェイスブック傘下のInstagramは7億人となっている。20億人に迫るフェイスブックの規模が如何に多いかが分かる。

節目となるMAU20億人も目前に控えており、2017年12月期第2四半期決算での達成が期待される。

■業績も好調 SNSの巨人は未踏の領域へ

利用者数の増加だけでなく、決算内容も非常にポジティブなものであった。売上高は前年同期比49%増の80億3200万ドル、営業利益は同66%増の33億2700万ドル、純利益は同76%増の30億6400万ドルとなった。アナリスト予測も上回り、好調を印象付けた。

同社は売上高の大半をモバイル広告で稼ぎ出している。今回の決算では総売上高に占めるモバイル広告収入の割合は85%となっている。利用者数の増加する中、モバイル広告も堅調に推移していると見られる。

好調な同社にも懸念はある。広告表示が飽和状態になりつつあり、同社の業績成長に影を落とす可能性が指摘されている。傘下のInstagramでの広告事業拡大や単価の高い動画広告の増加で補っていく考えを示しており、今後の業績を見るポイントとなる。

また、フェイクニュースや非人道的な投稿等、不適切な投稿への対応にも力を注ぐ必要がある。問題となっているこれらの監視体制の強化は余計なコストとなる可能性もある。

フェイスブックは世界人口の4人に1人が利用する未曾有の規模を持つSNSとなった。同社は「フェイスブックはメディアではない」と語るが、その影響力はメディア以上となるケースもある。広告収入が伸びているのも、広告主がその影響力を認めている証である。SNSの巨人の健全な成長がどこまで続くのか、世界中の関心が集まる。(ZUU online編集部)

最終更新:5/7(日) 11:50

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