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【オリックス】福島・双葉郡出身の赤間がプロ初勝利!グラブに「3・11」縫い付け復興に力

スポーツ報知 5/8(月) 7:02配信

◆オリックス4x―3日本ハム=延長12回=(7日・京セラドーム大阪)

 オリックスが連敗を4で止めた。3―3で迎えた延長12回1死満塁で駿太が右前打。今季チーム最長の4時間29分の死闘を制し、2度目のサヨナラ勝ちを収めた。

 駿太に負けないくらい、赤間がビショビショにされた。「2回をしっかりゼロで抑えられてよかった」。延長11回からの2回2安打無失点の好救援がサヨナラ勝ちを呼び込んだ。記念球は手元に戻らず「代わりのボールを頂きました」とニタッと笑った。

 福島県双葉郡出身。東日本大震災によって、生まれ育った家は壊れ、父・雄二さんは福島、母・貞子さんは千葉でと別々の生活を送らざるを得なくなった。青いグラブには「2011・3・11」と刺しゅうし「頭の中にはずっと、そういう気持ちがあります」と地元の復興への思いを心に刻んでいる。

 「向上心ですね。そこがしっかりしていると思います」。赤間の初勝利を自分のことのように喜んだのは金子だ。延長12回2死二塁で中田を三ゴロ。「無理に変化させようとしなくても、勝手に変化するよ」と金子から教わったチェンジアップが、勝利を運んできてくれた。2015年のドラフト9位右腕が、オリックスにも東北にも力を与えた。(長田 亨)

最終更新:5/18(木) 7:53

スポーツ報知