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早実・清宮92号!驚異の黄金週間11戦8発

スポーツ報知 5/8(月) 6:04配信

 今秋ドラフト目玉の早実・清宮幸太郎一塁手(3年)が7日、都内で行われた魚津工(富山)との練習試合で、高校通算92号を放った。ダブルヘッダー第1試合の2回に右翼場外へ推定130メートル弾。4月29日からのゴールデンウィークを11戦8発で締めくくった。春季都大会の準々決勝からは14戦13発と、驚異の量産態勢に入っている。

【写真】早実・清宮と大阪桐蔭時代の中田

 蜃気楼(しんきろう)のように浮かんで消えた。右翼に舞った清宮の打球は、防球ネットを越え、緑の森へ入っていった。3点リードの2回1死一塁で高校通算92号2ラン。今春の富山県大会で16強入りした魚津工のサブマリン右腕・漁(すなどり)夏輝(3年)は「今まで経験したことのない怖さ。投げている途中に足が震えていた。打たれた瞬間、行ったなと思った」と未体験の放物線をただ見送るしかなかった。

 これが、ミラクル男の本領なのか。5日の開星(島根)との練習試合で対外試合では24試合ぶりに無安打に終わったあたりから、はた目には打席でタイミングが合わず。遅い球を待ちきれずに、右翼線に打球が切れたと思えば、引きつける意識が強すぎてか、バットのヘッドが下がり気味になったファウルも目立っていた。

 第1試合の5回の中前安打はバットの先っぽ。第2試合の7回に放った右中間フェンス直撃の適時二塁打も、本来なら軽くサク越えしていたはずだ。それでも、春の関東大会から夏に向け、ゴールデンウィークは42打数25安打8本塁打27打点で、最終日を一発で締めくくった。試合も早実が11―4、30―0とともに7回コールドという圧勝だった。

 魚津工の大久保博司監督(51)は「モノが違う。オーラがあって、投手が内角に投げたくても、投げられない」と指摘。第1試合の3回に外角を当てただけでフェンス手前の右飛には「あれは見たことない」とため息を漏らした。試合後のグラウンドでは記念撮影が行われ、清宮は魚津工ナインに囲まれ、握手攻めに遭った。富山湾にのぞく蜃気楼のように、怪物が発する光は幻想的な景色を生んでいた。(山崎 智)

最終更新:5/8(月) 8:48

スポーツ報知

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